強みにフォーカスするということ
ドラッカー曰わく、
あらゆる者が、強みによって報酬を手にする。弱みによってではない。したがって、常に最初に問うべきは、「われわれの強みは何か」である。
そこで考えてみました。私の強みは何だろう?
自分ではなかなかわからないので、周りの人に聞いてみました。
こういうとき、俺の強みってなんだと思う?と聞いてしまうと、なんだかお世辞混じりになってしまうので、話す内容の癖とか、特徴を質問しました。
- 趣旨を気にする。
- 他人の意見の意図を察するのが早い
- 雑多な話を整理した文書つくるのが早い
- 目的は?ってすぐ聞く
- 作業8割までは早いが、仕上げない
こんな感じでした。
この結果は、talent focusという才能診断テスト結果と一致しています。
ただ、このままだと使いようが無いので、ファシリテーションのスキルをつけて、会議の改善や、評価面談の改善に生かして行こうと思います!
出場資格を得ることの大切さ
週末、HHIの日本大会に娘が出場し、無事準優勝を果たしました。
次はアメリカでの世界大会です。まあ、なんとか決勝まで残ってくれればと思います。
この大会では下は小学校2年生から、上は67才まで、4つのチーム戦と、ソロのダンスバトル、ペアのダンスバトルの部門があり、夏に行われる世界大会への切符をかけた大会でした。
有名(らしい)なダンサーの方々がジャッジを努められていたのですが、総評コメントでほとんどの方が同じような話をされていて、ビジネスにも使える!と感じましたのでシェアさせて頂きます。
自分の専門を特別扱いしてしまう愚かさ
この大会では、様々なジャンルのチームが出場します。私もあまり詳しくは無いのですが、HIPHOP、ロック、ハウス、ポッピン、チアダンスのようなタワーを取り入れているチームもありました。
そのような中、ジャッジの総評としては、HIPHOPの大会だから、HIPHOPの文化を大切にしてほしい。中高生の部門で優勝したチームには、それを感じたけど、外のチームはまだまだだ。ということでした。
私はその場にいて、違和感しか感じなかったのですが、その正体は、見出しの通りでした。
ビジネスの現場でもよくある光景
クリエイティブ部門がマーケティングの部門やコーポレート部門に対して、うちはメーカーなんだから!製品の良さを理解して売れ!だとか、開発に予算を回せだとかいう主張をしていることがあります。
思い通りにいかない時に、自分のわからない専門に負の要因を求める。すると、面白いものは生み出せなくなります。
ダンスに話を戻すと、自分の専門のジャンルに近しいチームを褒め、チアダンスや新体操のような表現をしていたチームを“もったいない゛と批判する。
本当は、あえて“違い゛を見せるために、HIPHOP“らしくない゛ことをやったチームの方が面白いと思うんですけどね。
ビジネスでも、自分たちの強みに集中しながらも、“遊び心゛を持った方が強いです。
期末じゃあ!
今日で直属上司が転職の為に退職されました。
出来る人は、自分の環境を意図的にどんどん変化させられますね!
負けじと頑張ります!
どんな人生を選ぶのかは自分次第
現在、九州に出張で来ています。
予定していた仕事も順調に片付き、ホッとしたところなのですが、次の出張準備もあり、少しバタバタしています。
こうして、勤め仕事が忙しいと、オフタイムになった途端に、無駄なことに流されている自分に気がつき、ハッとします。
夕食時に勤め先の後輩から、将来的には何をしたいんですか?と聞かれました。
私は、ただ漠然と、一生懸命頑張ってる人が報われるサポートがやりたいんだと応えました。
「具体的には、どんな属性の人ですか?」
「どうやって?」
「いつぐらいまでに?」
「どのくらいの規模で?海外も?」
素直でまっすぐな後輩と向き合い、私は気づいていました。漠然とし過ぎている。これは、夢であって目標じゃない。
この場でも、漠然としたことしか書けていません。
ひとりで風呂に入り、自問自答して、思いました。私はいきなり5年後の自分を描く力がまだありません。だから、毎日考えよう。そして5分でも良いから、自分が貢献したいと感じる人のために行動しよう。
まだ枯れる訳にはいきません。
COSO-ERM -Aligning with Strategy and Performance-の業務への適用について
久々に、ガッツリ業務よりのネタで。
表題にした、新COSO-ERMについてですが、まだ日本語訳がありません。
しかしながら、このフレームワークは非常に有用な気がしています。
これまでの記事で書いているとおり、多くの日本企業において、国際水準に追いついていないのは、まさに、マネジメントレベルだと感じているからです。
おそらく、オペレーションレベルでは、原則への対応含め、それなりに出来ているのですが、リスクの把握も含め、経営レベルでの戦略目的、企業風土、リスクアセスメントが出来ていないのが日本企業であると推察しているからです。
まだ自社への当該フレームワークの適用は、検討すらしていない状況ではありますが、社内提案、教育含め今後トライアルして行きますので、進捗や結果共有をここでしていきたいと思います。
ちょっと使い勝手が悪いなあと感じるのは、米国の取締役会と、日本の取締役会だと、スタイルやスタンスが違うので、そのまんまは使えないという点ですね。
どなたか事例をお持ちのかたいらっしゃったら、意見交換したいです(笑)
親父と話して
昨日、久々に父と話しました。
今年で70になり、色々と思うところがあり、話をしてきたのだと思います。
父が私に伝えたかったのは、次の3つの事でした。
1.何者かになろうとするな。平凡に暮らせるのが一番良い。
2.周りの人達に感謝しろ。
3.人との出会いを大切にしろ。
私の父は、決して成功者ではありません。しかしながら、私と弟ふたりの男三人を育てきった男です。大学に進学するために私が上京したばかりの頃は、父のような生き方は無しだと考えていましたが、最近は、それも一つの芯のある生き方だと感じることも多くなりました。
父の教え
(1)何者かになろうとするな
これは、自らの強みに根ざし、オリジナリティを発揮し、自分にしか出来ないことをやれ。という事だと思います。そうすれば、最低でも「平凡」にはなれる。
何者かになろうとするというのは、他者になろうとするようなものであり、それでは平凡な成果ですら生み出せないということではないでしょうか?
(2)周りの人達に感謝しろ
これは、子供の頃から変わらない、ウチの父の口癖のようなものです。感謝を言葉で表現するのは、照れくさくもあり、難しいかも知れないが、気持ちを持っているならば、行動に現れる。ひとりで何でも出来ると思っていれば、それは行動にあらわれ人は離れる。感謝の気持ちを持っていれば、人が集まる。
この話はあまりにも何度も聞かされたため、ほぼ、私の座右の銘のようになっています。
(3)人との出会いを大切にしろ
これはビックリでした。ウチの父は基本的に出不精で、会社にも地域にも友人がいるようなタイプではなく、お世辞にも人との出会いについて、何かいうタイプでは無いからです。
しかしながら、父にはこれまで3人の人生を変える出会いがあったそうです。
詳しくは語ってくれませんでしたが、人生を大きく変えるのは、人との出会いと付き合いだそうです。
よく、自分のレベルは、現在付き合っている5人の平均だ。という話がありますが、真実であるかもしれません。
しかしながら、よく聞く解釈としては、社会的な影響力とか年収とかって話ですが、私は価値観とか、生き方のレベルなんだと解釈しています。
なぜ、今父とこんな話をする機会があったのか?自問自答して、活かしたいな~と思いました。
超有名ブログに大賛成!!
誰もがみんな知っている。超有名Blogの今日の記事にしびれました。
勝手にリンク張って大丈夫なのか不安ですが、まあ、PVも小さい雑魚ブログなので、大丈夫でしょう!!
社会の生産性を上げるため、廃止を目指して検討を始めるべき10個の社会制度
という記事を読んだのですが、この記事であげられている10個(正確には9個)のものについて、激しく同意なのですが、特に「通勤」について、言及したいと思います。
みなさん、通勤してますかー?
私はしています。片道約2時間も(笑) 1日4時間は通勤時間です。
もうすぐ10年になります。
海外出張に出ていることもあるので、年間180日くらいは通勤していると思いますので、4時間×180日×10年=7200時間=300日。
恐ろしいですね。
でも正直、この「通勤」というムダな制度は、なかなかなくならないと思います。
会社にとって、いや、経営者にとって、いや、中間管理職にとって、
社員は通勤してもらわないと困るからです。
だって、評価しなきゃいけないけど、何をどのように評価したら良いか、すでに見失ってるんだもの。
通勤してくる社員がいれば、生産性はともかく、遅刻しないやつ、ちょっと早めに来るやつ、残業するやつが見えるので評価することは可能です。
でも、評価を生産性やら成果物でしようとすると、ちゃんと見なきゃいけません。仕事を。そしたら、化けの皮が剝がれるんです。自分の。PDCA回せとか言ってるけど、一番回せてないの、俺だ。そもそもPlanなんてしたことない。
―こんな中間管理職がゴロゴロしてます。
「労働生産性の国際比較2016年版」を公表(日本生産性本部) - 日本商工会議所
OECDデータに基づく日本の労働生産性水準(就業1時間当たり付加価値)は42.1ドル(4,439円)で、OECD加盟35カ国中20位だった。
この原因、中間管理職です。間違いなく。生産性ゼロ中間管理職、むっちゃいます。
よく聞く話だと思うんです。この手の中間管理職問題。
でもそのたびに、擁護する意見が絶対に出てくるんですが、企画書1枚も書けない中間管理職、ゴロゴロいませんか?
だからこそ、そんな彼らの仕事した気分を支えるためにも、「通勤」はなくならないと思います。これをつぶすのも、氷河期世代の宿題だと思います。
「通勤」以外に何があるでしょう?
僕は、J-SOX、ISOも無駄だと思います。J-SOXも実務上だと意味不明なことがあるんです。「承認証跡はシャチハタでも構わないので、紙にハンコを押したものにしてください。電子印は認められません。」とか、本当にあるんですよ!
ま、一言でいうと、「誰かの仕事を作るためにやっている仕事」は、ほんとうに早くなくすべきだと思います。