Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

上司をマネジメントする

こんにちは。2つ前の人材サービス会社での大阪出身の事業部長の事業方針が、「むちゃくちゃ儲ける」で、口癖が「儲かっとるかー?」だった事をふと思い出しました(笑)

 

今日は、私の新しい上司とのやりとりの中で気づいた事を書かせていただきます。

 

開発出身これから経営企画部長

新しい上司は、元々開発ユニット長でしたが、ライバルのユニット長に嵌められて、課題の多い製品群+基礎研究という成果が出るまで時間のかかりすぎる仕事を担当させられ、開発のマネジメントが出来ないという社内のレッテルを貼られている方です。

部下の評判もすこぶる悪く、こりゃ大変だなーと内心思っていました。

 

政治力皆無だが、真面目

いざ、一緒に仕事をはじめてみると、部下のマネジメントを全振りするわ、判断しないわ、やっぱり大変ですが、ひとつだけ想定と違うところがありました。

 

真面目さです。

 

普通、10も年下の部下に、あーしろこーしろ言われると、機嫌が悪くなるものだと思います。しかしながら彼は、判断根拠となった事実と、適用した基準、法令を確認してきます。

うーん、まとも!

でも、これは、下の人間がちゃんとマネジメントしてあげないと、社内政治で閑職に追いやられるタイプかも知れません。

 

上司マネジメントの3つの秘訣

これから、私が気をつけておきたい上司マネジメントのポイントを書いておきたいと思います。

1)強みを伸ばす

まず、上司の強みを見つけます。ウリになるところですね。そして、その特性が発揮しやすいような質問を浴びせます。それで、最低限の自信を持ってもらいます。

 

2)フォローする弱みを特定する

完璧な人間。そうパーフェクトヒューマンは、中田敦彦以外には存在しません。

ですので、上司の下手くそなところや、苦手な事を把握し、そこは自分がフォローするようにします。

 

3)必要なスキルはトレーニングしてあげる

正直、word、excelpowerpointが使いこなせない、傾聴出来ない、自分に必要な情報が分からない&検索出来ない、は、救いようがありません。厳しい。でも、これらは単なるツールです。習得方法もある程度体系化されています。強みとか弱みというレベルの話では無いので、20代社員を使ってトレーニングです。

 

上から目線に感じます?

でも、これは、横から目線です。

私は、社会人として普通の方々に対しては、基本的に尊敬する気持ちを持って接しています。そういう気持ちは持ちつつも、上司という役割を担われる方に足りないと感じられるものは補い、強みに集中していただくように仕向けていく。

 

結局は、人が動きたくなる言葉掛けをどれだけ繰り出せるか勝負です。

 

人を動かす

春は変化の季節

この春から正式に3人の部下をマネジメントする事になりました。 

しかも、ラッキーな事に全員がそれぞれの担当職務では、私よりはるかに優秀!

これまでも、私がもっとも社歴が長い事もあり、先輩として扱ってくれていたメンバーなので、楽勝だなーと思っています。

そんなに簡単では無いかも知れませんが、改めて役目を与えられたので、人を動かす事について考えてみたいと思います。

 

基本的な考え方

私は、人について、以下のように考えています。

1)人は、その人のおかれている環境に応じて、それぞれのそれなりの成果を出す。

2)みな、自分の価値観にそって、合理的に判断し、行動するもの

3)感情を用いて操作するような方法は、下

4)上がやれるのは、成果の再定義と環境にづくり

 

これからは、新米課長のチームビルディングについて書いて行けそうです!

素晴らしきかな、人生

ウィル・スミス主演のこの映画に影響を受けています。

いえ。本当は、元々自分の中にあった考え方を表現するための触媒役になっている。と描いたほうが正確です。

 

人生は時間でできている。

時は金なり。

人生と時間の関係については、色んな表現が試まれてます。

 

この映画では

「愛で産まれ、死で終わる。その間が時間。」と表現していました。

 

また、時間は流れでは無いとも。

 

私も40を超え、老いを感じる場面が増えて来ました。しかし、準備がまだ足りないと尻込みすることもあります。

 

時が流れではないとするならば、私は、さまざまな課題に立ち向かうのに、勢いと言う武器から、人生経験と言う武器に武器を持ち帰る途中なだけでしょう。

 

もう遅いものなど無いのだと思います。

上手く行きやすい方法が変化しているだけですね。

 

私はこの映画を見て、いろいろ考えた結果、

1)常に上機嫌で過ごす心

2)好奇心にしたがって、はじめての挑戦を現実化するためにあると心強いお金を集める技

3)死の瞬間まで動きつづけるための身体

を意識しようと思いました。

「効率を上げる」と「生産性を高める」の違い

「効率を上げたい」 のは、[ゴールにそのものが価値が高い]と想ってるから。

重要性が低いものならOk。

 

「生産性を高めたい」なら、[プロセスでも価値を得て、ゴールはどんどん高くなる。

 

 

 

 

自分のやりたいことに素直にしたがう

時間を使って、「何がしたい」ですか?

あらためて、自問したときに、
例えば、「世界から戦争をなくしたい」という答え

だったとします。

超本気でこれを実現しようとしている人たちもいて、
そのためにはこれが必要で、そのためにはこれが必要で、そのためには。。。。
と掘り下げていき、日次レベルの行動まで落とし込めていれば、
本気だし、すごいと思いますが、凡人にはなかなか難しいです。

 

でも、それが本気で「自分のやりたいこと」につながるのであれば、
人は日々、頑張れるのではないでしょうか?

やるべきと感じている間は、三日坊主も起こりますが、
やりたいならば、三日坊主はありえません。

例えば、語学学習も”やるべき”と感じている間は、はかどらないですが、
英語圏の方と話したい><と思っているのならば、
案外簡単に身につくような気がします。
(私はたいしてしゃべれませんが、これは伝えたい!!と思って調べたフレーズは、不思議と頭に残っています。)

 

そこで、ざっくり、長期間かかるものについては、
どういう習慣を身につければ、それが実現できるかを考え、とりかかりはじめ、
短期的に実現できるものについては、タスク分解する。

そうすると、衝動的な「やりたい」と同じレベルの推進力で、
自分のやりたいことに取り組めると思います。
逆説的に、三日坊主に終わったときは、
きちんとやりたいに結び付けれていないか、ほんとうはやりたいわけでなく、
やるべきにつながってることだといえます。

 

何、やりたいですか?

IT統制の矛盾

何のためにITを活用するのか。

業務効率を高めるため。

IT統制。入力者と承認者を分ける。

バックアッパーをそれぞれ設けるならば、最低4名必要。

効率悪いじゃん。

 

こんなことしてたら、競争力なくなるよ。本当に矛盾している。制度設計した人達に食い物にされて、企業は衰退する。

 

私の専門ですけど、悪魔の法令のような気がしてならないです。

 

 

信じて待つ。人も、自分も。

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今回、出張に同行してくれている後輩(S君、T君)とは、会社にいるときよりも、多くの話す機会があり、彼らの話を聞くたびに、3年前と比べて、知識も考え方も、実務対応も別人のように育っていて、すごく頼もしく感じています。

 

彼らの成長の要因は何だったんだろうと振り返って考えてみると、いつかは独り立ちしてくれると、信じて待ったことにあると思います。

 

当然、本人たちにやる気があったことが最大の要因かもしれませんが、海外子会社でのプレゼンや、現地ベンダーとの会議等においても、作業を早く進めるために直接手を下したのは、完全に間に合わないタイミングで2回くらいです。

 

また、J-SOXや内部統制に関する事項だったこともあり、経営側も中身がよくわからなかったおかげで、「早く成果を出す」というのが、求められなかったおかげでもあります。

 

これって何かに似てるなーと思ったのですが、子育てとすごく似ていますね。自分でようやく食事がとれるようになった頃、「はやく、はやく」と親の基準で遅いと決めつけ、急かすのではなく、少しづつの成長に喜びを感じながら、ひとつひとつできることを待ち、ひとつひとつの成長が楽しみで仕方がありませんでした。

 

部下(他人)もそう。子供もそう。ならば、同じ人間ですもの、自分自身の成長についても、「信じて待つ。」のが、正解なのではないでしょうか?

 

現在、私は40代のおっさんなのですが、やはり、残りの会社員人生とか、アクティブに動き回れる年齢とかを考えると、焦りからくる苛立ちを感じてしまうことが多々あります。

自分に焦る → 短期成果が出ない → 他のことに手を出す or おっくうになってやめる  → 自己嫌悪 ・・・以下ループ

 

今回の出張を通じて、自分を成長させるために必要な行動(特に何かをはじめるとき)のポイントを気づきましたので、書かせていただきます。

 

1)スタート段階でOutcome based thinkingでは考えない

 Outcome based thinkingとは、ざくっと言うと、結果をできるだけ具体的に想像して、逆算思考でMilestoneを設定することです。この年になってようやく気が付いたのですが、やったことがあることであれば、このやり方は可能ですが、経験がなければ工数は見積れませんので、初めての分野で正確に計画を立てることはできません。

 ですので、計画を立てるまでの助走期間が必要で、そこでようやく準備開始できるのではないでしょうか?

 

2)助走期間(約3か月)は「続ける」こと”だけ”にFocusする

 まず、「何か」をはじめる3か月は、成果を定義するのではなく、〇〇な人間になるには、どんな習慣を身につけたらいいだろう?と考え、毎日の生活に、その「習慣化したいこと」をスムーズに取り入れることに取り組みましょう。

 そして、その「新たな習慣」をどうやったら楽しくやれるか?を考え、いろいろと試してみましょう。

 人間は、そもそも変化が嫌な生き物です。楽しいこととして脳をだましてあげる必要があります。

 例えば、語学学習だったら、アプリが楽しいひともいれば、映画を見るのが好きな人もいます。まずは、毎日できるサイズ(5分でも10分でも)に取り組みましょう。

 2~3日すると、何もしなくなる人がいますが、だらしないのではなく、工夫が足りなかっただけです。一つの失敗に気づいたら、次の案トライしましょう。

 

3)3か月続いたことは、6か月後の成果を定義する

 おめでとうございます。3か月続くということは、欲しかった習慣をGETしたことになりますし、必要な準備は、整ったことになります。

 おそらく、3か月の間には、自分が”ノらない日”や”時間帯”など、ノリ具合がわかると思います。

 万が一、「3か月ただただ苦しかったが、何とか続けることができた。」ということでしら、それは向いてないのでやめましょう。サンクコストを考えてしまうと、時間がもったいないです。

 そして、それなりにノれたことをPickupして、半年後の計画を描きましょう。

 

 

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いまの自分が積み木のお城をスムーズに作れなくても。

間に合わないと焦っているのは、存在しない未来の自分だけです。

信じて待つ。人も、自分も。

すごく大切なことだと思いました。