働き方改革って価値観改革だ。
働き方改革を進める為に、本当に必要な事は、副業解禁とセーフティーネットだと思う。
いわゆる昭和的会社では、社員の人生丸ごと飲み込みたがる。超若手が育つまでの間と、定年間際の先輩方の食い扶持を、その間の社員が稼ぐモデル。
最近では、先輩方の稼ぎをなかなかどうして確保するのが難しく、若者が命がけで働くようになってきた。
こんなのじゃやってられないと、会社を飛び出しても、自己責任。稼ぐ力が無い人間は、イヤイヤ会社にしがみつくしかないから、低いモチベーションと低い生産性で社会の足を引っ張る。
ちょっと賢いやつは、うまく立ち回って、働かずに政治力でのし上がる。
働き方改革は、こんな社会を改革しなきゃならんのだ。副業解禁をスタンダードにして、自分のキャリアプランやら、やりたいことを意識しながら、スキルをつけるために会社で働くのが当たり前の社会。ブラック企業を飛び出しても、死ななくてもいいセーフティーネット。そして、絶対的に必要なのは、キャリア教育。
キャリア教育は、最後の一里塚だ。
私はようやく会社を上手く使える立ち位置まできた。これから後輩のために、もう少しだけいい環境にしていきたい。
もう少し視座を高く。
イエス!高須クリニック!!
ここ数日、ワイドショーを騒がしている、高須クリニック委員長の民進党への名誉毀損裁判について、思うところがある。
この訴訟は、専門家の解説を聞かなくとも、原告勝訴の可能性は低い。しかし、それは原告側の失敗ではない。
僕は、すべての法律には、その法律を定めた趣旨があると思う。
今回、民進党議員を守る事になる法律は、果たして今回のような出来事から議員を守るために作られたものなのだろうか?
国会議員が法律を悪用して、やりたい放題の事をやる。咎めようは無いが、美しくはない。
企業でも同様な事が起こる。
職務権限規程を盾にして、責任のなすりつけあい。例えば、有価証券報告書の発行責任は経理部だが、記載事項の一部に誤記が見つかったときに、その部分は経営企画部に書いてもらったので、経営企画部のミスだ!と主張する経理部長。
有価証券報告書の作成という文言が職務権限規程には記載されてないから、経理の責任とはいえない。と言う管理本部担当役員。
見苦しいですよね。このやりとり。
全社戦略の担当は経営企画部になっているから、人事戦略も経営企画部の担当だ!と主張する人事部長。
みんな、趣旨を考えようよ。
50代の部長さんたちは、ある手柄を上げてその場所に座っているが、失敗以外では降格されることが無いため、失敗しないために挑戦なんかしないという。職位任命規程には、挑戦しろとは書かれてないと。
こりゃ負けるわな~
でも、今回の騒動の一連を見ていると、これと同様の事が行われているな~と思う。
大丈夫ですかね?日本。
早く何とかしないと!
ちょっとふわっとキャリア教育
厚生労働省の働き方改革2035の提言の中で、子供へのキャリア教育について言及してある箇所があるのですが、ちょっとピンボケ議論になってます。
知らなかったでは困るので、いろんな仕事を体験させるみたいな提言なのですが、そうじゃないよね。
例えば、15年前までは、中国への越境ECのプランナーとか想像出来なかったし。
僕思うに、キャリア教育って、その人ごとの才能で多くの人に喜んで貰える事を見つける教育だと思うんです。
僕はたぶん、こんなのおもしろそうじゃない?やってみない?手伝う手伝うって言いながら、人をその気にさせて、やらせちゃうのが得意なので、そういう仕事がキャリアになると思う。
そそのか士って肩書きにしようかな(笑)
上手な上司の使い方
この4月から直属上司が変わって、ウマが合わなくは無いのけれど、イマイチかみ合っておらず、部門の生産性があがらなかった。
しかし、今日、ついに攻略法が上手くはまったので、いつも自分が考えてることは、やっぱり効果があるなーと思ったので、シェアします。
当たり前ですが、人には得手不得手がある
さあ、今日の仕事に取りかかるか!とタスクリストの一番上から仕事を片付けはじめた時に、何となく気分が乗らないタスクってあると思う。
これ、2分で終わるなーと思っても、ついつい後回しにしてしまうタスク。
このノらないタスクは、不得手なものだ。簡単に出来ても、意志力を浪費する。
僕の場合は、誤字脱字チェック。
新しいものに取り組む or 既存のモノの完成度を上げる
人と仕事する or 仕組みを作る
それぞれタイプがある。
上司に気分良くノってもらうには、得意なことをしてもらうといい。
上司の上司と上司の関係性を良くする
上司も人の子。出世したい。であれば、上司の上司は苦手だけど、上司は得意なことを上司から進言させて、上司の上司の手柄を作らせるとノってくれる。
ちとわかりづらいので、具体例を。
まず、上司の上司は、仕組みづくりは苦手で、新しい物に取り組むのは苦手なタイプ。
上司は、対人が苦手で、既存のものの完成度をあげるのは苦手なタイプ。
そう。真逆。
今日僕が提案したのは、仕組みづくりが必要で、新しい取り組みの提案。
普通にやると、直属上司には受けるけど、上司は、上司の上司に却下される。
なので、「ルーチン」を作るので従うように指示出しをしてほしいと上司の上司にお願いしてほしいことと、過去の上司の上司の通達に沿った内容であることがわかる資料を提案書として用意。
上司の上司からしてみれば、自分の得意な事をお願いされた感覚だけど、実際は違う。二人で上手く分担した感じもでて、二人とも上機嫌。
暗黙の「わかってるねー」感が出ると、生産性は一気に高まる。
伝わりました?
一言でまとめると、
上司の得意なことを把握して、のせろ!
ということでした。
満員電車、しばらくサヨナラ
学生さんが夏休みに入ったからか、通勤電車がガラガラです。
いや、ガラガラは言い過ぎですね。
余裕があります!くらいにしときます。
突然ですが、この通勤ラッシュって、必要だと思いますか?
ん?仕方ない?違う違う、僕の質問は、必要だと思いますか?です。
そう。必要ではない。
では、解決手段を考えて行きましょう。
僕、これ、簡単だと思います。都内に会社が多すぎるんです。
23区内の法人都民税10%UPして、都下の市町村の法人都民税10%下げたらどうでしょう?
もしくは、所得2000万円以上の方に、特別都民税で、年間で1割の税金とってはいかがでしょう。
高い税金だけど、それを飲み込める生産性を持った会社や経営者じゃなければ住めない土地にしてしまえば…と思います。
こうすると、何とかしなきゃなっていう動機が生まれますので、その際に、色々な地方自治体の方々に誘致を頑張って頂くのが良いかなと思います。
人間誰しも才能があるのよー
今日、元上司であるコンサルタントの方とランチミーティングをしてきました。
その方はむちゃくちゃ切れ者で、コミュニケーション能力も高く、10歳上の方ですが、目標となる方です。
コーチングを受けた訳では無いのですが、突然、君は人生を使って何を実現したいの?と質問されたので、
人に関わった仕事をしたいです。僕はすべての人は何かしらの才能と、それを発揮して世の中に貢献すべき使命を与えられているんだと思ってます。
だから、その才能を見つけ、開花させる手伝いがしたい。
と、答えました。
失笑。曖昧すぎると。ビジネスプランに出来なければ、仕事には出来ないと。
おっしゃる通りです。
ただ君らしいと。何かはしてくれそうだと。
でも、ちょっと雑だと。紙に書けと。
なんだか、最近、いろんな人に同じ事を言われます。そこで、紙に落としてみました。
とりあえずテンプレートをネットで拾って、ちゃちゃちゃーっと作ったところで、ストーリーになっていない事に気付きました。
もしかして、僕は今日死ぬかもしれない。人間だもの。そしたら、自分がやりたい事も、はっきりと自覚しないままで、人生を終える事になります。
嫌だな。どうせなら、大失敗して首を括りたい。
このプランを持って、ありとあらゆる人にプレゼンしまくります。馬鹿にされてきます。
凄腕のコンサルタント
今日、今度部長以上向けの社内検証講師をお願いする予定のコンサルタントの方と、まえうちをやりました。
凄腕ですね。たかだか30分のミーティングで、当社の課題とその原因と思われる事項、改善までのプロセスを提案して下さいました。
でも、残念ながら、成果は出ないと思います。
理由1 経営は変化を望んでいないから
理由2 中間管理職も変化を望んでないから
当社は上場してはいるものの、個人商店でしかありません。200億売上があっても、出来るだけ少ないコストで、余計な挑戦にはお金を使わず、成長より安定を欲しています。
自分のやりたいことと、会社のやりたいことが全く合致しません。
僕は、働く人の成果をあげやすくして、世の中に貢献するお手伝いがしたい。
今、預かっている部下は、ほぼ完成されており、もはや僕より完全に優秀です。
それでも、組み合わせの妙で、相克関係になって生産性が落ちることしばしばなんです。
組織を経営する人に、そういうこともあるな。と言うことを考えて欲しい。
今日の一言
人がすべて。仕組みはあくまで、人の活躍をささえるためのものである。ゆえに、仕組みの改善だけでは、改善はできない。