Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

リーダーシップとマネジメント

リーダーシップとマネジメントの違いとは?って議論は、もう散々やり尽くされた感じがあるが、よくわかってない人が多いのも事実だ。

先日、外部のコンサルを使って、幹部職向けのリーダーシップ研修を開催したのだが、次期社長候補と言われている取締役が、「全て既知の事実の整理」という感想にしていて、いやいや、知った事をフォロアーに伝え、身につけさせしていくのがリーダーシップであって、「知ってた」って感想で終わらせたら、リーダーシップもマネジメントも、どっちも出来ないじゃん!馬鹿なの?と思った。

 

リーダーシップとは?

まーいろんな権威が様々な定義付けをされてるので、言葉遊びしたい人や、うんちくを語りたいだけの人はそれを参考にしてもらえばよい。

ただ、日常に活用する為に感覚的な表現を使うとするならば、当事者になることや、当事者を増やすことがリーダーシップで、当事者だけでないリソースも上手く使うことがマネジメントだ。

 

危険運転をして他人に攻撃するような人間は、自分に小さな変化すら起こせない

怒涛の出張より、無事帰還!!久々のブログ更新!!

いやーびっくりした。宿題としてお願いしていた事項に取り組んでくれていたのは、1名のみ。大丈夫では無いな、こりゃ(笑)

 

さて本日は、「人生は小さなことから出来ている」について、書きたいと思う。

 

受験を控えた娘の焦り

現在、うちの長女は受験生なのだが、最近の定期テストの結果が、自分自身の準備の充実状況および手応えと比較して、思ったよりも悪く、内申点の面での焦りからか、情緒不安定になっている。

わかるよ~懐かしいなこの感じ。

まあ、責任を取れることではないが、大学時代に家庭教師をした経験からいうと、「自ら欲して勉強をやりはじめた奴は、やっただけ伸びる。」ものだが、実はこれに一つだけ条件がある。

自分がなりたい!手に入れたい!と思ったものを正確に定義(自己理解)できれば、人間たいていのことは実現できてしまうものである。

しかし、これには1つだけ条件がある。

それは、

「日常に小さな変化をおこすこと」

である。

やる気は燃える炎。1日くらいしか続かない。

例えば、学生で言うと、定期テストの結果が悪かった。社会人でいうと、問題が発生したり、評価が悪かった。と言うようなときに、「よし!挽回するぞ!」という感情になった時、やる気の炎が燃え上がる。

しかし、炎は燃え続けることは出来ない。

絶対に消える。

よくあるパターンが、

「このままじゃいけない!なんとかするんじゃー!!」と一年発起して、やる気の炎がメラメラと燃え盛っているときに、毎日これやる!あれもやる!これも!これも!と目標を次々と立てたものの、3日持てばいいほうで、何一つ実行しないままになってしまい、同じような失敗をして、自分はなんてダメな奴なんだ!と落ち込む。を繰り返す。

何度も何度も繰り返しているうちに、やがて「自分は能力が足りない」と自分自身に深く刻み込んでしまい、年齢を重ねて情熱も失せてしまう。

車の運転をしているときだけ全能感が湧いてくる。(車だけは、人格の有無にかかわらず言うことを聞いてくれる)

がゆえに、ちょっと注意されたり、自分の意にそぐわない運転の仕方をしている人間がいると、イライラして、進路妨害や煽り運転をやるんだね。クソだね。

だから、100%断言する。車の運転が荒いやつは、何も達成できないクソ人間であると!!やる気の炎が失せた、灰だと!!

今の自分の置かれている環境を変える方法

まず、今のあなたを取り巻く環境というものは、先天的な要因と後天的な要因の複合で決定している。若いときには、先天的要因の影響が大きく、年を重ねるごとに後天的な要因の影響が大きくなる。そりゃそうだ。

先天的な要因とは

金持ちの家に生まれたか、貧乏な家に生まれたか。健康に生まれたか、病弱に生まれたか。といったようなことで、これは選択することが出来ない。これを嘆いたり、妬んだりしても仕方がない。どうしようもない。

後天的な要因とは

後天的な要因は、更に外部要因と内部要因に別れる。

外部要因とは、天災・いじめや性犯罪等の被害にあってしまったり、両親の離婚・破産など、自分ではどうしようもないものをいう。

内部要因とは、自分のものの見方・考え方・行動などである。

変化を起こすには、「後天的内部要因」を変えるしか無い

冷静に考えてみて欲しい。ここまで私は、あたりまえのことしか言って無い。そして、おそらく殆どのひとが理解している。たまに、先天的な要因のせいで!とか社会のせいで!とか言っちゃてる人もいるけれども、そういう人はほっとけばよろしい。いつか気づくから。おそくとも死の間際には「もっとより良く生きるチャンスはいくらでもあったのに、自分はそれを活かしてなかったんだ」と気づくだろう。

ここで、留意すべきは、この「後天的内部要因」については、人生への影響度が高いものと低いもの。人生への影響がすぐに現れるものと時間がかかるものがある。

よくあるフレームワークを使って、人生への影響が高く、時間がかかるものについては、先延ばししがちだから、意識して取り組むべきだ。とか言おうというわけではない。

もっとも効果の高い即効性のあること

私がおすすめしたいのは、1日と1週間のペースからのスタートでかまわないので、

「今、自分の人生はいい感じ?」と自問して、「いまいち」と思ったときに、「自分の時間の使い方をちょっと変える」という方法である。

無理なく変化を起こすには、歯磨きしながらスクワット。とか、家に帰り次第、スーツをハンガーにかける。とか、習慣に+アルファして新習慣を作る方法と、絶対にこれはやる!!ということを、1つ25分とか30分だけやる。という方法である。

先の例は、工夫していろいろと組み合わせてみて欲しい。但し、一気に5個とか10個とかルールを追加しても、守れないものであることに留意して欲しい。

また、新習慣を作るという意気込みが、3日坊主で終わりがちな原因は、急激な変化を自分に課してしまうことだ。1時間のまとまった時間を作るためには、1時間の無駄なことを排除する必要がある。つまり、24時間のうち、2時間の変化を自分に課すことになる。約8%の変化だ。たいしたこと無いように思うかもしれないが、毎日8%の利子が付き、複利で運用される投資商品があるならば、9日で倍になる。

そう考えると欲張りすぎだ。

おそらく、この4分の1が実現できる関の山だろう。15分だけの変化だ。

15分だけ早起きして、○○をする。

これが定着してきたら、もう15分だけ早起きして、30分○○する。

次45分、その次が1時間。

時間的に制約が多い受験生とかならば、そうは言っていられないが、まずは1時間から変えて行くしか無い。それ以上の変化は続かないという問題点があるので、試験直前の1ヶ月だけ今より3時間勉強時間を増やす!!といったことは可能である。

さて、たまたまこの記事をここまで読み進めてしまったあなた。

よりよい人生のために1日のうち15分だけ変えるとしたら、何をどう変えますか?

 

 

ロジカルシンキング 基礎編

 

 

そういえば、今日、子会社の皆さんと話してて、「へーこの程度のことも、わかんない人にはわからないんだー」と勉強になったことがあったので、シェアしとく。

問題解決の基礎

問題解決を論理的に進めて行くための手順は、

  1. 問題は何か?を特定する。
  2. 原因を思いつくだけ洗い出す
  3. 原因どうしの因果や相関を考慮してグルーピング
  4. 原因グループ毎に、対策を考える
  5. 真因を考え、再発防止策を考える

以上。

シングルタスクでよろしく

特に手順2までについては、慣れてないと洗い出ししてるのに整理したりする人がいるので注意。洗い出し時には、洗い出しに専念。とにかく数出せばいい。

有効な質問は、「他には?」

真因はほとんどこのパターン

問題事象の真の原因を突く!というと、壮大なテーマだと思いがちだけど、じつは、ほとんどが、以下のどれか。

  1. 現実を無視した目標設定
  2. 目標はあるが、計画がない or 計画が浅い
  3. 計画はあるが、行動してない(やる気無し。サボリ)
  4. 行動はしたが、形だけ
  5. コミュニケーションエラー

 

これ、シェア用です。メモみたいなもので。

 

私に提供出来る価値

今日、総務人事部長による召集で、会社の文化・風土を変える会議に参加した。

突然どうしたのかと思ったら、数日前に私がした問いかけが胸に刺さったらしい。

他責文化「経営者がーべき」

当社では、よく部長が経営陣を非難し、課長が部長を、主任が課長を、一般社員が主任を影で批判する。

逆もまたしかり。

私は、部長のいつもの経営陣がーがはじまった時に、こう言った。

「社長に何年後のビジョンを語って欲しいですか?」「経営陣には?」

部長は、「少なくとも10年後を考えて経営してほしい」と。

そこで聞きました。

「では、部長は何年後の事を考えてますか?」

「目の前の課題を片付けてくだけで、精一杯よ」と。

「では、経営陣も10年後は無理ですね。部長陣が目の前しかみてなけれは、3年後すら見えません。経営陣に10年後を考えさせたいなら、部長は3年後の事を考えて下さい。」

これが刺さってました。

覚悟を決める

集められたメンバーによる議論は、「こういう発信だと、営業は受け付けてくれないだろう」「社長の後ろ盾を取り付けよう」だの、そんな議論に終始していた。

私は聞いた。

「何をいつまでに成し遂げたい?やると覚悟を決めてから、どうやって課題をクリアするかを話し合わない?やる前に上手く行かない理由を洗い出して意味あるの?」

シーン。

びっくりするほどの、シーン。

ひとり脱落

新卒採用担当が脱落した。サポートは喜んで引き受けるが、自分には覚悟がない。

立派である。自分の分をわきまえた発言。素晴らしい。

こういう取組みは、考え抜く覚悟がなければ上手く行かない。なんせ、経営陣に物申すのだ。

悪役は全て私が引き受けるとしても、私を使う覚悟をしてほしかった。

幸い3人のスタッフの目が輝いた。

今日、彼らは何をするだろう

思い立ったら吉日と言うが、今日行動をしたかどうかがとても重要だと思う。

明日、私は問うだろう。

「昨日、何をした?」

決意は簡単だが、行動は難しい。しかしながら、成果は行動からしか生まれない。

あと数ヶ月間の付き合いだが、他生の縁。共に切磋琢磨出来ればありがたい。

 私の価値

この出来事で改めて、自分の提供出来る価値に気がついた。私は、人のやる気スイッチを押すのが得意だ。煽る人ね。

自分の中に本当はネガティブな感情があっても、人のやる気スイッチは押せる。

このブログでも、そっち系に進んで行くべきかもしれない。

まずは、文章書くの上手くやらないとだけれどもね。

 

 

 

偉くなりたいだけの人を見抜く

上昇志向や、成長志向と出世欲は、全く異なるものだ。

なぜならば、同じ経済的欲求を持っているとしても、成長志向の人間は、自らが生み出す付加価値を高める事で、それを実現しようとする。プロセスを作る。

出世欲の人間は、ライバルを蹴落とすか、部下の手柄を取り上げるか、自分の成果を過剰アピールするような、民進党的パフォーマンスでの実現を画策するのだ。結果だけ手に入れようとする。

 

ステークホルダーに意識が向いているか?

お客様より、社内の力関係。出世欲の人間は、ステークホルダーには意識が行かない。

社内でのポジショニングに全神経を集中しているからだ。

顧客は何を望んでいるのか?株主との約束は?取引先との関係は良好か?従業員のエンゲージメントは高いか?地域社会へ何か貢献できているか?考えなければならない事は多いが、出世欲人間には、キレイゴトにしか聞こえない。

 

出世欲人間にない、感謝、自責、成長

出世欲人間は、以下に自分が優れているかを示す為の事しか考えていないために、自分自身を洗脳してしまっている。

まず、ミスを恐れるが成果が欲しい。しかし、自ら何かに挑戦することがないため、成長しない。

成果がでた場合は、自らの指導のおかげだとアピールし、周りに感謝する事は思いつかない。

失敗した場合は、その原因を周りに求めるため、自責という発想がわかず、反省しないために余計に成長しない。

出世欲人間を見抜けない経営者

当社においては、現社長も時期社長候補もそろいもそろって出世欲人間だ。

共通点は、成果を出した事がない事だ。

成果の出し方がわからないから、成長志向なのか、出世欲人間なのか、わからない。

こういう経営者は、特に日本の大企業には多いのではないだろうか?

このレベルから抜きん出る必要がある

最近気づいたのだが、このレベルは地獄だ。常に不安だから、常に攻撃ターゲットを見つけ、攻撃する。

金銭的には裕福なのかもしれないが、単なる肉食獣の人生だ。

ここから抜け出すには、自らの成果に集中するしかない。特に、「自分で稼げる力」を持つのが良い。

この自分で稼ぐ力を身につける過程においても、感謝を見失った瞬間に、成長への道を閉ざし、肉食獣に落ちるので気をつけて欲しい。

 

 

 

リーダーシップなきマネジメントが産む悲劇

人生は時間で出来ていると考えると、生産性を高めることや、時間の無駄使いを排除する事に意識が向かいがち。しかし、それは、「タイムマネジメント」の考え方だ。

人生は時間で出来ているからこそ、「タイムリーダーシップ」が重要。

どんな時間の使い方をするか?の前に、何のために時間を使うか?という問いをしなければならない。

 

たくさんの事が出来た?で?

今日は誰とも会話せず、集中して仕事に取り組み、片付けたい仕事がたくさん片付いた!

で?楽しかった?

人間様々なタイプがいることは、十分に承知しているが、四六時中みけんにシワをよせ、イライラしながら、用件を伝えるのみの最低限の会話でひたすら処理をしていく仕事場って、AIが実用化されたら不要になる。

 

世の中の仕組みを教えよう

これまで会社を4社転職してきたが、現場から経営者の側近まで、様々な職務を重ねてきた。特に今は取締役会事務局をやっているので、上場企業の内実がよくわかる。

 

現場で怒鳴りつけながら必死になって効率を高め、コストダウンして生み出された粗利益10%は、CFOの判断ミスで発生した為替差損で、一瞬にして消える。

現場で粗利益10%が消える失敗をしたら、評価を下げられ、翌年の給与は10%カットされるかもしれないが、CFOは、主要取引銀行のOBだから、何のお咎めもない。

 

海外出張で1日1件しかアポが確定していなければ、出張申請が却下されるか、無駄な出張しやがってと言われるが、社長の出張の半分は、取引が広がる見込みはない相手とのゴルフで、夜は経費でキャバクラ三昧だ。

 

リストラの発表があり、ある管理職は自部門メンバーを守るために早期退職を希望し、社内が不安と疑心暗鬼に包まれた午後、会長室では会長が全米オープンをテレビで観戦していた。

 

新規出店したある事業所は、必死になって少ないメンバーで顧客開拓に励み、支店責任者はここ1ヶ月ほとんど家に帰っていないが、営業部長は頻繁にその都市に出張するが、顧客訪問はせずに、キャバクラ制覇をしている。

 

管理本部担当役員は、エクセルが使いこなせないが、ヤフーニュースにはやけに詳しい。

ただ残念な事に、日経新聞の1面に、今日どんなニュースが書かれていたかは、知らない。

 

今、この世界は、何かしらの既得権を得た人間が、部下が生み出したお金と時間を、我欲を満たすか、暇つぶしのために浪費している世界なのだ。

 

破壊と建設

しかしながら、そんな世界も、破壊と建設の時期を迎えている。大手事務所に反旗を翻し、排除された芸能人は、地上波を捨て、インターネットTVに活躍の場を移す。

地上波の視聴率は振るわないが、有料のインターネットTVは、順調に業績を積み上げている。

住宅メーカーの建て売り住宅より、中古住宅のリフォームが人気で、センスのいい小さな工務店は、1年先まで注文が埋まっている。

変化の流れの中、私達はどうする?

既存の常識に従い、旧態依然とした会社の中にいて、自分を押し殺し、出世を目指して、家族とも同僚ともまともなコミュニケーションをとらず、がむしゃらに働いた結果、あなたは何を手に入れようとするのか?

 

時間とお金を手に入れ、暇つぶしをするのか?壊れた配偶者との関係の代理品として、キャバ嬢との疑似恋愛に金を突っ込むのか?

 

そもそも、その会社で出世することで、本当に時間とお金の余裕は約束されるのか?

今、仲間と切磋琢磨を楽しむ

私が雑談課長と言われるゆえんは、自部門メンバーだけではなく、ほとんどの部門の若手社員と雑談ばかりしているからだ。

もちろん、自分の仕事は午前中に片付けた上で、午後は極力仕事を入れない工夫はしているが、私は職場で「切磋琢磨を楽しむ」ことを目的としている。

 

もちろん、会社の風土や文化もあり、私のような働き方を排除するような会社もあるだろう。だが問いたい。あなたは今、何の目的で働いているのか?

 

約束されたはずの未来が、その両手からこぼれ落ちる時、後悔しないためには、今も今の為に使わないといけない。

 

 

 

部下の依存は断ち切らなければならない

現在4人の部下と、2人の後輩同格同僚と、7人のプロジェクトメンバーのマネジメントをしてる。

って、こう書くと多いね。

本当は2人の上司のマネジメントも実質しているが、それは置いとく。

 

リーダーシップ不全の依存関係

これは、私の不徳のいたすところなのだが、4人の部下と、7人のプロジェクトメンバーは、依存状態になってしまっていて、「何をしたらよいですか?」や、「これでいいですか?」という質問を頻繁に受けてしまっている。申し訳ない。

このメンバーから、3名を選出し、リーダーシップを教えていくことにした。

 

自分の頭で考え抜き、決める

リーダーの最も大事な仕事は、情報を集め、仮説を幾つも立て、そのうち最も良いと思われる仮説に従い戦略を立て、率先垂範して業務を進めることって、全部だな。

 

合ってる、間違ってるを気にしすぎると身動きが取れないので、とりあえず動いてみて、微調整が必要なので、常に全体に気を配る必要がある。

 

これは、私が苦手なところなのだが、直接手を下すのは、極力避けた方が良い。取り返しのつく失敗は、しておいた方が良いのだ。

 

昔、自動車免許を取得するときに、教官からいわれた言葉が、今でも心に残っている。

「路上に出てから失敗しないために、教習所内コースで失敗しとけ!」

 見極めが難しい

どの程度まで大まかな方向性を示すだけでよいのか?これは、私にとっても挑戦だ。

私自身は、ほっといても進めてしまうタイプで、勝手にそこまですすめるな!と上司から注意される方なので余計にわからない。

いつまでも勉強だね。