Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

頭の中は言い訳でいっぱい…ではないですか?

なかなか結果が出ない時や、長期目標に向けての活動が出来ないときって、自分の頭の中には出来ない言い訳があふれています。

 

しかも、これがなかなか絶妙な言い訳だったりして、「変化しない」「目標を忘れる」といった目的を達成する力は凄まじいものがあります。

 

これに対抗するためには、以下の3つの言い訳に対する言い訳を、あらかじめ作っておくと効果的です。

 

1. 意志決定者としての自分と、実行責任者としての自分を分ける。

いわゆる、会社の仕組みを自分の中でも持つやり方です。毎週末に計画を立てるとして、水曜日あたりに「出来ない言い訳」を思いついても、「週末の計画進捗会議で意志決定するので、とりあえず稟議書書いといて下さい。」と返答して、やり続けさせます。

そういうものだと脳が納得するようになれば、言い訳がわいてこなくなるので不思議です。

 

2.面倒くさいことは10分だけやってみる。やりたいことは10分だけ我慢する。

たいていの場合、望ましい行動の障害になるのは衝動です。衝動はパワーはありますが、持続力はありません。

毎日勉強すると決めたのに眠い。寝るために衝動さんは、「眠い時に勉強しても、効率が悪いから、明日早起きして今日の分までやろう」とか言ってくるんですけど、「いや、効率悪いとか勝手考えてるけど、ゼロよりマシだよ。とりあえず、10分はやれよ。」

衝動さんは、10分は持続しませんので、10分後には、眠気も落ち着いてると思います。

 

3.人生の目標を設定する前に、日々の3つの目標を設定する。

よく自己啓発本に「人生の目標を設定しよう」とか書いてありますけど、これ、無駄です。なぜなら、自分が成長すると視座が高くなり、視野も広くなり、設定していた「人生の目標」が変わるからです。

しかも、これを設定してないから行動がはじめられないとかになっちゃう可能性があるからです。

何か指針がほしいなーと感じたら、月次くらいの脳内会議に、自分が現実味を感じられる程度の期間の目標設定(○○が出来てたら嬉しいレベルで可)をするか、やること3つ、やめること3つを書き留めるくらいの対応をしてください。

そもそも、人生の目標を設定出来るとか特殊能力ですから。

 

 

追伸

たまに人生の目標が明確だとか言ってる経営者と食事したりしますが、たいていの方は、自社の従業員を騙すためのもので、ご自身は全くそぐわない行動をされたりしてます。