Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

親父と話して

昨日、久々に父と話しました。

今年で70になり、色々と思うところがあり、話をしてきたのだと思います。

父が私に伝えたかったのは、次の3つの事でした。

 

1.何者かになろうとするな。平凡に暮らせるのが一番良い。

2.周りの人達に感謝しろ。

3.人との出会いを大切にしろ。

 

私の父は、決して成功者ではありません。しかしながら、私と弟ふたりの男三人を育てきった男です。大学に進学するために私が上京したばかりの頃は、父のような生き方は無しだと考えていましたが、最近は、それも一つの芯のある生き方だと感じることも多くなりました。

 

父の教え

(1)何者かになろうとするな

これは、自らの強みに根ざし、オリジナリティを発揮し、自分にしか出来ないことをやれ。という事だと思います。そうすれば、最低でも「平凡」にはなれる。

何者かになろうとするというのは、他者になろうとするようなものであり、それでは平凡な成果ですら生み出せないということではないでしょうか?

 

(2)周りの人達に感謝しろ

これは、子供の頃から変わらない、ウチの父の口癖のようなものです。感謝を言葉で表現するのは、照れくさくもあり、難しいかも知れないが、気持ちを持っているならば、行動に現れる。ひとりで何でも出来ると思っていれば、それは行動にあらわれ人は離れる。感謝の気持ちを持っていれば、人が集まる。

この話はあまりにも何度も聞かされたため、ほぼ、私の座右の銘のようになっています。

 

(3)人との出会いを大切にしろ

これはビックリでした。ウチの父は基本的に出不精で、会社にも地域にも友人がいるようなタイプではなく、お世辞にも人との出会いについて、何かいうタイプでは無いからです。

しかしながら、父にはこれまで3人の人生を変える出会いがあったそうです。

詳しくは語ってくれませんでしたが、人生を大きく変えるのは、人との出会いと付き合いだそうです。

 

よく、自分のレベルは、現在付き合っている5人の平均だ。という話がありますが、真実であるかもしれません。

しかしながら、よく聞く解釈としては、社会的な影響力とか年収とかって話ですが、私は価値観とか、生き方のレベルなんだと解釈しています。

 

なぜ、今父とこんな話をする機会があったのか?自問自答して、活かしたいな~と思いました。