Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

出場資格を得ることの大切さ

週末、HHIの日本大会に娘が出場し、無事準優勝を果たしました。

次はアメリカでの世界大会です。まあ、なんとか決勝まで残ってくれればと思います。

 

この大会では下は小学校2年生から、上は67才まで、4つのチーム戦と、ソロのダンスバトル、ペアのダンスバトルの部門があり、夏に行われる世界大会への切符をかけた大会でした。

 

有名(らしい)なダンサーの方々がジャッジを努められていたのですが、総評コメントでほとんどの方が同じような話をされていて、ビジネスにも使える!と感じましたのでシェアさせて頂きます。

 

自分の専門を特別扱いしてしまう愚かさ

この大会では、様々なジャンルのチームが出場します。私もあまり詳しくは無いのですが、HIPHOP、ロック、ハウス、ポッピン、チアダンスのようなタワーを取り入れているチームもありました。

そのような中、ジャッジの総評としては、HIPHOPの大会だから、HIPHOPの文化を大切にしてほしい。中高生の部門で優勝したチームには、それを感じたけど、外のチームはまだまだだ。ということでした。

 

私はその場にいて、違和感しか感じなかったのですが、その正体は、見出しの通りでした。

 

ビジネスの現場でもよくある光景

クリエイティブ部門がマーケティングの部門やコーポレート部門に対して、うちはメーカーなんだから!製品の良さを理解して売れ!だとか、開発に予算を回せだとかいう主張をしていることがあります。

 

思い通りにいかない時に、自分のわからない専門に負の要因を求める。すると、面白いものは生み出せなくなります。

 

ダンスに話を戻すと、自分の専門のジャンルに近しいチームを褒め、チアダンスや新体操のような表現をしていたチームを“もったいない゛と批判する。

 

本当は、あえて“違い゛を見せるために、HIPHOP“らしくない゛ことをやったチームの方が面白いと思うんですけどね。

 

ビジネスでも、自分たちの強みに集中しながらも、“遊び心゛を持った方が強いです。