Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

勝手に気にくわない相手を許す

今日、香港の現地法人の社長から、相談の電話が入りました。内容を一言でいうと、上海の社長(二人とも中国人)が気にくわないという話です(笑)

 

彼は真剣に怒っています。

私は間違っていない。彼(上海人)が要求してくることは理不尽だ。あなたはどっちの味方をするんだ!と。

 

私は、彼(香港人)に言いました。

あなたから話を聞いている限りでは、あなたが正しいと思う。しかし、私はまだ彼(上海人)の事情を知らない。だから、今ここであなたに保証を与える事はできない。

 

そして、3人で話し合いをする事になりました。

 

さて、二人は面と向かい合って喧嘩をするでしょうか?

さすがにそれはないと思います。

お互いに、勝手にお互いを気にくわないのです。だから、まず自分たちの中でだけ、相手を許そう。かといって、ひれ伏すのではなく、話し合いのテーブルに着こう。そう言って納得して貰いました。

 

人は誰かを責める時、自分の妄想の中のその人を責めるケースがほとんどです。

 

僕は長年、当社経営陣に、心の中でずっとダメレッテルを貼ってきました。

 

最近、それをやめたおかげで、対話がはじまってます。