昭和スタイル
僕は昭和生まれ。会社も昭和スタイル。
やっぱ、淘汰されますよ、変わらないと。
昭和スタイルの本質は何かと考えると、僕は、
「根拠のない明るい未来」を前提にしている。ってことだと思います。
当時は、根拠のない明るい未来じゃなかったんだと思います。
誰かのアイデアに乗っかっているだけで、経済成長の波に流されて、
それなりの生活ができる時代。
会社の人事も年功序列だけでOK。今我慢すれば、将来は、たいして仕事しなくても
下が敬ってくれて、高い給料がもらえ、退職金もがっちり。
退職したら、ちょっと田舎でカフェでもやって、年金+アルファで悠々自適な生活が
送れる。
明るい未来のために、今を我慢する。
それが、昭和スタイル。
でも、このスタイル、もう無理ですよ。
世界は、日々変化している。
当社は、典型的な「昭和スタイル」の会社。
年間計画は、期末に向かって右肩上がり。
中期計画は、3年目向かって右肩上がり。
じゃあ、そのストーリーは・・・・ない。
でも、みんな根性論でがんばる。3年後のプランまで見えている人なんて、
誰もいない。
それが昭和スタイル。
なぜかタイムカードを切って働いているやつがいる。
評価は不透明そして不公正。
銀行から天下りしてきた役員がいる。
簿記3級程度の知識もない管理職がごろごろ。
それが昭和スタイル。
昭和スタイル=日本らしさと思ってる人が多い。
「集団意識」「内と外」「レッテル貼り」「お上と庶民」
もう、やめよう。
僕らは、「個」が輝かなきゃいけないし、「今」懸命じゃなきゃいけない。
「仕事」をするんじゃなく、「はたらく」んだ。
少なくとも僕は、「はたらく」