Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

大企業病を内部から完治させたら凄いよね

あと7分後には朝ご飯だ!はらへった!の雑談課長です。

 

昨晩、考えに考え、私がお伝えしたいことの全てを公開していく事に決めました。

社内では、様々な事情もわかっていますし、LIVEなので伝えることが出来る事でも、ブログの中では100%お伝えする事は難しいと思います。

しかしながら、少しずつでも精度を上げて行ければと思っております。

 

記念すべき第1回目は、

大企業病の症状について

です。

 

結論から先に言います。

大企業病の原因は、変化への妄想からくる恐怖と先延ばしです。

 

世間では、大企業病の様々な症状が言われておりますが、一言で言うと、せねばならない変化を避ける。という事です。

 

これは、経営トップ、経営陣、管理職、一般従業員のすべてにおいてかかりうる症状です。

 

人は基本的に安定を求める生き物だと思いますので、「一段落ついた」と思ってしまった瞬間から、本能的に変化から逃れようとします。

そして、「変化しなければならない」という事を考えさせる情報をシャットアウトしはじ

めます。

 

たとえば、自社のフィールドである業界の年成長率が7%だとします。そうすると、市場環境は追い風だな。良かった。

で片づけてしまうようになります。

 

「市場が7%伸びるのであれば、10%は伸ばして従業員の給与水準も業界平均以上に上げないと、優秀な人材の確保ができないな」と考えるのが、本来ですし、理性ではわかっていらっしゃると思います。

 

しかしながら、なかなかこのようには考えられません。経営陣がそうであれば、一般従業員はなおさらです。

 

今の時代の経営には、ビジョンと仕組みとITが必要不可欠です。

 

このビジョンがブレるのです。

創業初期にはなかった休憩が入ってしまうのです。

 

大企業病の状態に長く浸かっている会社は更に深刻です。

本来は、外部環境に合わせて原則全てを変化させるが、変えないこともある。べきですし、「変えない理由」探しが必要なのですが、そうではなく、「変えなければならない絶対的理由」がない限り拒む。というところまでいってしまいます。

 

「今上手くいってるのに、やり方を変えたら損するかもしれないじゃん。じゃあ、そもそもそんなこと考えたくないし、根拠になる情報なんて、見たくもない」

これが変化を拒む人の心の中の声なのです。

 

でも、これ、経営陣だけを批判しているんじゃないんです。中間管理職も同じです。

 

「今の待遇にも会社にも不満はないのに、転職したら(もしくは、上に噛みついたら)、環境が悪化するかもしれないじゃん。じゃあ、何も考えない」

 

こうなってしまうと、保身のための個別最適化という次の問題が生まれはじめます。

 

全体最適と個別最適。

 

次回は、これについて書いていきたいと思います。