なぜ社会貢献戦略が必要なのか
最後は、社会貢献戦略という造語。
でも、社会貢献こそ、戦略的に取り組まないと見失ってしまうものだと思う。
あなたの”時間”は何のために使う?
今の僕のように、経済的自立を十分に実現していない状況では、あらゆる時間は”金のため”に費やされることになってしまいがちだ。
資金繰りに四苦八苦し、お金をどうしようかとフローを追い求めていたら、知らず知らずに自己受容は下がる。
俺は何のために生きているんだ?
こんなことをしたかったんだっけ?
もう、良くないか?
なんで俺だけ?
・・・
懸命に動けば動くほど、自分のことが嫌になる人生。
最悪の時間だ。
自己受容が下がると他人や社会を受容できなくなる
自分を許すためには、自分が社会に貢献していることを自覚することが必要。
そして、社会に貢献していると実感することで、自己受容と社会受容を上げる。
自分を受入れ、他人を受入れ、社会を受入れる。
あるがままに物事を見ることが出来るようになる。
物事をあるがままに見ることができるようになることで、打ち手を見出す力は向上する。
だから、社会貢献の戦略を持たなければならないのだ。
戦略に必要なアイテム
社会貢献と戦略の相性があまり良いようには思えないので、戦略を考えるときには、そもそも戦略とは何だ?ということに立ち返る必要がある。
戦略とは『ビジョンという将来のあるべき姿』と『現実』のギャップを埋める架け橋としての役割を果たすもの。
戦略を構築する際には、これらの要素について検討することからスタートする。
①『将来のあるべき姿を明確に描くこと』
僕はどのような状況を望むのか?を素直に考えることが必要だ。
しかしながら、この問いについて、心底考え抜くことは難しい。
そんなときには、とても効力の高い質問がある。
それは、「どんな状況が最高の状況?」「達成した事を僕はどうやって知る?」
こう考えることで、アクションへのブレイクダウンのための数値化も考えることができる。
僕は、病気・貧困・争いがなくなっている状況が理想の状況で、ニュースでそのことを知るだろう。おそらく、完全にゼロには至らないが、犯罪件数の減少で知ることができるだろう。僕の生きている間には、年間犯罪件数が、10%下がることが実現できたら素晴らしい。
②『現状を把握すること』
そして、次にすべきことは、現状を知ることだ。データで客観的に知ることをその方法の一つだが、おすすめは、「今の満足度」「納得度」を考えることだ。
ここで効力の高い質問は、「どうしたら自己満足度は上がる?」だ。
僕は、イライラしている瞬間がなくなれば、満足な人生を歩んでいると思える。
③『そのギャップを埋めるための策を描くこと』
最後に、そのギャップを埋める策を考えることになるが、制約条件ってやつが付き物で、「人・モノ・金・時間」「競争優位はどこにあるのか(強みの発揮)」「どこで、どんなひとと、相乗効果を発揮するか?」を考えることになる。
僕の場合でいえば、今、投じることができるリソースは、時間と気持ちであり、競争優位は、稚拙な文章でも気後れせずBlogに書いてしまう無神経さ。
いつか、同じような思いを持った人たちと語り合えれば良いな。と思っている。
僕の社会貢献は、どこからはじまるのか?
なんだかんだ言って、僕の社会貢献戦略は、今所属しているチームへの貢献から始まると思う。イライラせずに成果を出す。皆が楽しく働く。そこが初めの一歩だ。
知的好奇心が満たされ、多様性を理解し、人に優しいしごとの仕方が気持ちいいと思う人を5人作る。家族で4人。
これがはじめの一歩。
2歩目は、同じフロアで働く仲間と親戚。
3歩目は、同じ会社&地域(自治会)
そこまでを、3年以内に実現する。