Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

偉くなりたいだけの人を見抜く

上昇志向や、成長志向と出世欲は、全く異なるものだ。

なぜならば、同じ経済的欲求を持っているとしても、成長志向の人間は、自らが生み出す付加価値を高める事で、それを実現しようとする。プロセスを作る。

出世欲の人間は、ライバルを蹴落とすか、部下の手柄を取り上げるか、自分の成果を過剰アピールするような、民進党的パフォーマンスでの実現を画策するのだ。結果だけ手に入れようとする。

 

ステークホルダーに意識が向いているか?

お客様より、社内の力関係。出世欲の人間は、ステークホルダーには意識が行かない。

社内でのポジショニングに全神経を集中しているからだ。

顧客は何を望んでいるのか?株主との約束は?取引先との関係は良好か?従業員のエンゲージメントは高いか?地域社会へ何か貢献できているか?考えなければならない事は多いが、出世欲人間には、キレイゴトにしか聞こえない。

 

出世欲人間にない、感謝、自責、成長

出世欲人間は、以下に自分が優れているかを示す為の事しか考えていないために、自分自身を洗脳してしまっている。

まず、ミスを恐れるが成果が欲しい。しかし、自ら何かに挑戦することがないため、成長しない。

成果がでた場合は、自らの指導のおかげだとアピールし、周りに感謝する事は思いつかない。

失敗した場合は、その原因を周りに求めるため、自責という発想がわかず、反省しないために余計に成長しない。

出世欲人間を見抜けない経営者

当社においては、現社長も時期社長候補もそろいもそろって出世欲人間だ。

共通点は、成果を出した事がない事だ。

成果の出し方がわからないから、成長志向なのか、出世欲人間なのか、わからない。

こういう経営者は、特に日本の大企業には多いのではないだろうか?

このレベルから抜きん出る必要がある

最近気づいたのだが、このレベルは地獄だ。常に不安だから、常に攻撃ターゲットを見つけ、攻撃する。

金銭的には裕福なのかもしれないが、単なる肉食獣の人生だ。

ここから抜け出すには、自らの成果に集中するしかない。特に、「自分で稼げる力」を持つのが良い。

この自分で稼ぐ力を身につける過程においても、感謝を見失った瞬間に、成長への道を閉ざし、肉食獣に落ちるので気をつけて欲しい。