Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

マスタータスクの考え方

to do listを使って、こなすべきタスクを管理する方法は、様々な人が、このデジタルツールが使いやすいだとか、この処理手順が良いだとか研究されていて、シンプルだが千差万別で、おもしろいなぁと感じる。

マスタータスクを設定するという方法

これも、ある方が、提唱していた方法で、毎日「これだけは絶対にやる」と決めたタスクをマスタータスクとして、優先度を上げて対応する。というものだが、これに少しだけ付け加えたい。

いわゆる刃を研ぐ

このマスタータスクだが、特に意識していないと、業務上の重要事項を設定してしまいがち。こなすべき業務が余りにも多過ぎで、全部マストタスクだよ!という方もいらっしゃるとは思うが、それではバッドループからは抜け出せない。

なぜなら、「理想の状況への一歩」を踏み出していないから。

今、ありとあらゆることが思いのままにできる環境が用意されたとしたら、何をしたい?

そのために必要な準備にはどんな事がある?

最短でどのくらいかかるの?いつはじめられるの?

それらの準備の中で、今日出来ることにはどんな事がある?

多くの人が、調べるとか友達に電話するとか、予約だけ入れるみたいな行動になると思う。でも、それでもいい。

ほんの少しの行動でも

やらないよりはやった方がいい。そして、そういう行動ってやらない理由は、めんどくさいからと言うことが多い。

だからこそのマスタータスクリスト運用方法なのだ。

やるとわかる。意外と書けない

この「自分の理想の状況を作るための行動」に縛ったマスタータスクリストづくりをはじめると、すぐに気がつくのは、書けない。やれないじゃなく、書けない。

そこで気づいて欲しい。流されて生きてきたことに。

あなたは、幸せのために一生懸命生きてきたはず。でも、自分でその状況に向かってはいなかったんだよ。

なんとなくこっちかなーと流されていただけ。たまにはうまいこと行くけれど…これってギャンブルと一緒だ。

その証拠に、なにをすべきかわからない。

止めたら負け

こういうキツい習慣は、なかなか続けられないと思う。止めちゃうよね。2日くらいで。

でも、連続記録が止まっても、5/7は出来たんだと考え、止めないでほしい。

ある仕事が出来ないけれども、社長になりたかった男は、これだけは徹底してた。

顧問と飲む。監査役と食事。ライバルの悪評を流す。危険な部下を潰す。

良いことも悪いことも関係なく、淡々と自分の望む状況にするための活動を計画して、遂行していき、ついには社長にまで登りつめた。

逆に、ある仕事ができる男は、その高い能力ゆえか、臨機応変にあらゆる事をこなしていった。内部管理体制の強化、不採算事業のクローズ、リストラによる事業立て直し、IPO準備。全て彼だからこそなし得た取組みだが、社長にはなれなかった。

どちらが幸せなのかはわからないが、仕事の出来る男は、会社を去り、飲み会では昔話ばかりしている。