涙を流して仕事する
昨夜、今の会社でお世話になった執行役員と子会社の社長さんに、第1回目の送別会をしていただいた。来月は、台湾で香港スタッフと合同で送別会を開いてくれるらしく、送別会出張しなければならない(笑)
このメンバーは、時には厳しく叱られ、逆に私も随分と生意気な要求をし、真剣に向き合った間柄で、特に引き留められる事もなく、前途を祝して頂いたのだが、途中、一番楽しかった頃の話に会話が及んだ時には、涙ぐみながら、お互いに感謝の言葉をのべあった。
おっさんが寄り集まって、ちょっと気持ち悪いところもあるが、想いを持って仕事をすると、こういう場面もある。
誰かに涙を流して感謝するというのは、日常生活ではなかなか経験出来ない。
そして、そんな場面を経験出来た時には、心から「やってよかった」と思えるものである。
世の中には様々な不条理というものがあり、もしかしたら彼らに明日、足元をすくわれるような事も起こるかもしれない。
そして、それは、どうしようもない事なのかも知れない。
それでも、昨日流した涙に嘘はなかったと思う。
時は過ぎ、時代は流れ、人は変わる。
これは、避けようのない事実だ。だからこそ、事実は事実として受け止め、そういうこともあるだろうとゆったりと構え、さりとて、「善い瞬間」は確かに存在したという事実も、変わることはない。
今の気持ち。感情。を胸に、しっかりと頑張っていきたい。