コーポレートガバナンスってやつ
最近、スタートアップ界隈の専門家の方々とお話しさせていただく機会に恵まれているのだが、コーポレートガバナンスってやつについて、正確に理解している人が少ない。
逆に自分の理解が間違っているのかと不安になる。
実はみんな曖昧な理解
一番大きな勘違いは、コーポレートガバナンスとか上場会社の話でしょ?だ。
確かにスタートアップなんて何人かのスーパーマンのおかげで事業が成り立っているものだから、コーポレートガバナンスとか言ってる場合じゃないとは思う。
しかし、会社の規模が(取締役の人数)×5人を超えたら、コーポレートガバナンスのことを考えはじめなきゃなんない。
効果的なマネジメントは5人が限界
スタートアップでは、絶対に取締役も自分の業務を持っている。その状況で、何人までマネジメントできるか?と考えたら、頑張っても5人だ。5人を超えたらチームを作って、5チームみる感じになる。そうしないと効率的には回らない。
チームが自立するためには指針がいる
何を実現するのか?事細かにみれるのであれば、臨機応変な対応は可能だろう。しかし、自分達で考えて成果をうんでもらうには、指針が絶対に必要。指針を示し、リスクを特定しつつ、やるやらないを決めて、あとは任せる。コーポレートガバナンスの第一歩だ。
ガバナンス、リスクマネジメント、コントロール
方針を決めて、リスクを特定し対応を決定しつつ、守るルールを決めて守らせる。
組織的に動くならどうしても必要だ。
難しいかもしれないが、その方が絶対に効率的なのだ。例え少人数でも。