Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

天才は孤独だ。たぶん。

転職して以来、日頃付き合う層がガラっと変わった事もあり、今まで気付かなかった事にいろいろと気付くことが出来ている。

天才は誰にも理解してもらえない

あなたは天才と会った事がありますか?私はあります。昔一緒に事業をやろうとしていた男のことを僕は天才的な面があると思っていたのですが、今、真の天才と対話して振り返ると、結局彼は凡人でしかなかったな…と気付いてしまいます。

そして、さらに恐ろしいのは、天才の周りにいる人達10~20人は、過去僕が過去に出会った事のある人達よりもはるかに生産性が高い。天才に至っては、最早理解不能です。

ただ、彼の本当の考えや、見えている世界を推測出来る人はどれくらいいるのでしょうか?

これは、ほぼいないのだと思います。誰も彼の前提が理解できない。彼は、彼の考えを理解させる説明をしたくても、彼にとっての自明の理は、誰にも理解できないのです。

おっさんは楽しい

一方、凡人のおっさん(私を含む)は、楽しい。若い頃は、男連中で集まっても、女の子とどう出会うか?とかそんなことしか考えていなかったのですが、おっさんにもなると、風俗に行くしかないですし、毎回風俗に行く体力もないので、くだらない話でわちゃわちゃ出来ます。

所詮凡人なので、何かを生み出す力は無いですが、楽しく過ごすことは出来ます。

天才とおっさん

ではどちらの人生が素敵か?となると、残念ながらおっさんに軍配があがると思います。

現実を見据えたおっさん最強です。

おそらくは、天才がいて、彼の才能がある分野は彼を理解できないので、触らないようにし、彼の苦手な分野を「必要最低限」までは補う。

ただし、野心というか、下心を持ったら終わりです。

天才を仲間として、下らない話に巻き込む。天才が助けを求めて来たら、必死に支える。わちゃわちゃやりながら。

40代はむちゃくちゃ面白い

最近感じるのは、40代のおもしろさです。

自分にも「ひとかど」の事が出来ると思いながら頑張って来たけれど、「天才」ほどのイノベーションは生み出せないので、自分の「強み」で貢献しつつ、余計な下心を捨て、ありのままの今を楽しむ。

少しは役にたてたな。で満足できる。

このおもしろさを伝えていけたらな~と思います。