集中のちから、没頭のちから
人間の脳は意識的にスイッチを入れないと、基本的には巡航モードである。
なぜなら、命に関わるような事態で、生き残る為には、その場面でのみ全力を発揮しなければならないからだ。
ま、おそらくこれは、狩猟・採取の時代に備わった能力なのだろうが、現代では非常に厄介な代物だ。
なぜなら、無意識で考えずに処理する。感じなくなる。という処理がなされてしまうからだ。
特にアラフォーにもなると、古代だと寿命尽きた後なのだ。そりゃもう無意識処理しまくりだ。その事を自覚して、無意識処理があるぞ!と振り返る事をしないと、ゾンビレベルの時間の使い方になってしまう。
この無意識処理に気付き、是正するやり方をいろ模索した結果、とても効果的な方法を見つけたので、シェアしたい。
それは、飯を食うときに、目を閉じ、味覚と触感に集中する。というやり方だ。
これをやると、普通に食べていたメニューに、新たな発見をする事ができる。
例えば味噌汁の具のワカメの香りや、芋の厚さの違いによる風味の違い。
ミックスナッツのそれぞれのナッツの違いすら、ハッキリとわかる。
この「流していること」が集中により、違いに気付ける。という体験をする事で、スイッチを入れる訓練をする事ができるのだ。
自分でスイッチを入れたつもりでも、いつもの食事と同じレベルの感覚しか無いこともある。やはり、夕食よりは朝食の方が、激変するのだ。
是非、試してほしい。そして、仕事にも生かして欲しい。