Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

ベンチャーで働く心構え

偉そうに…とも思ってしまうのだが、ベンチャーで働く心構えを書いていきます。

これまで私は、人材ベンチャー→IPO→人材大手→非上場メーカー→IPO→東証一部へ指定替え→ITベンチャーと渡り歩いていて、ベンチャー企業IPOにむけて変化して行く様を間近で見てきました。

その経験から、これからベンチャー企業で働こうかな…と思っている人に心構えをシェア出来ればと思います。

心構え1 人材のバラつきが半端ない

ベンチャー企業には、数人の立ち上げ直後から働いてる奴ら。というのが存在します。特に彼らをどのように取り扱うかがかなり難しいです。なぜなら、彼らは、それぞれの担当業務について、プロと学生アルバイトくらいのスキルGAPがあるからです。

しかも、なぜか、自分たちの会社なんだ!という意識が強く、ほとんど業績や内部管理体制構築には役に立たないのに、つべこべ言ってきます。(偉そうに)

ただ、やはりそんな時期から働いているから、創業者のお気に入りだったりして、なんかパワー持ってたりするので、出来るだけ早期に見極めることが必要です。

ダメな子たちは、誰にも相談せずに規程を編集したり、エンジニアなのに月に1行しかコード書かなかったり、自分で提案してやらせてくれとお願いして許可もらった取組みを途中で飽きてほっぽらかしたりします。

心構え2  鳴り物入りで入社してくる大物らしい人は、たいしたことない

元○○で△△やってた人がJOINしてくる!ときは、あまり期待出来ません。

人材ベンチャーでは、5人ほどそういう人がいましたが、泣かず飛ばずで終わりました。

メーカーでも、どちらかというとお荷物。

ITベンチャーは、単なるパワハラ大王とセクハラ大王でした。

普通の中途入社してくる中には、優秀な人が含まれていますが、役員の紹介とかが、やばいやつです。

こういう人との接し方はちょっと難しいです。なぜならば、単なる仕事できないおじさんではなく、既得権益を得て、ボロが出ることを恐れるおじさんだからです。

ちょっと接してみてダメそうであれば、ロジカルにドライに対応するようにして、出来るだけ恐怖の相手認定されないように気をつけて下さい。

心構え3  いつでも辞めれる準備を

本当は、どんな企業で働くにせよすべき事なのですが、ベンチャーは本当にいつ解散するかわからないし、訳の分からない不当な扱いを受けるかわかりません。そんな時に困らないように、日頃の激務の合間をぬって、副業やネットワーキングをやっておきましょう。

労務管理もむちゃくちゃかも知れないですが、整理は結構後回しになりがちです。

採用チームから改善提案させるのが効果的です。

まとめ

私個人は、ベンチャーのはちゃめちゃさが面白くて仕方なく、常識が通用しない感じがめんどくさいけれども楽しいと思っています。

ただ、契約書の写しを「もういらないかもなー」と思って捨てちゃったりだとか、そういうのは普通に起きるので、そこで爆笑するくらいの余裕は必要です。