Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

私たちに与えられたら時間

人生何年かはわからないが、社会人として普通に価値を提供出来る可能性があるのは、23歳くらい~60歳くらいまでと考えると、たかだか37年くらいしかない。まあ、今は65歳定年だから、42年間ということになるか。

ストリーとして考えて見る

この仕事人生をストーリーとして考えてみると、約10年毎の起承転結と考える事が出来るだろう。

30ちょいまでの「起」

社会にでて、30ちょいまでの期間は、ストーリーでいうと起の部分である。

この時期に出て来なかった設定は、もうそのストーリーには登場しない。

中世ヨーロッパをこの部分で丁寧に描いたはずなのに、クライマックスで現代になるストーリーにするにしても、タイムマシンの設定は「起」の部分で登場する。

だから、この時期はがむしゃらに、ストーリーの幅とディテールを広げまくらなければならない。

遊んでばかりでは駄目だ。遊ぶのは良いが。

仕事ばかりでも駄目だ。仕事に没頭しなければならないが。

あと、余計なお世話だが、この時期に束縛する異性と付き合ったり、結婚したりするのはオススメしない。人生の幅が狭くなる。

40までの「承」

一気にストーリーが展開する部分だ。30ちょいまでにした、色々な経験をベースに、あなたは様々な課題にぶつかりながら、乗り越えていく時期だ。

大きなプロジェクトにアサインされたり、自分がリーダーとなってプロジェクトを立ち上げたり、具体的に貢献していく時だ。

物語の面白さは、ここでほぼ決まる。

50までの「転」

40~50の時期は、大きな変化が起きる時期だ。部門を任されたり、社運をかけるような大プロジェクトを任されるといったプラスの変化もあれば、友人や親類がなくなったり、部署が閉鎖されたりといったマイナスの変化もありうる。

私はまさにこの時期を過ごしているが、私の人生はなかなかとんでもないマイナスの変化を2回食らっており、かなり面白いストーリーだなぁと、感じている。

50ちょいからの「結」

このストーリーは何だったのだろうか。

この締め方が上手いか、下手かでストーリーの印象は随分と変わる。

先輩方をみていて、外野からの視点でしかわからないが、承認欲求や自己顕示欲に基づく行動しか、できない姿をみると、悲惨なつまらないストーリーなのだろうな。それで本当にいいの?と思わずに居られない。

まとめ

こうやって、人生をストーリーにあてはめるとその時何をやらなければならないのか?が見えてくる。

人生をは積み重ねだ。

ぜひつまらないおっさんにならないように!