伝える力
どうやれば伝わるだろう。経験したことがないけれど、たぶん正しいと思っていることを、大切にしてほしいって話を。
一生懸命伝えようと、リスクがあるぞと脅そうと、相手は百戦錬磨の相手だ。
手を変え、品を変えしないと、心を動かせない。机上の空論と言われてしまえば、それまでの世界だ。
例えるならば、女神像の見えない背中を掘るべきだという話だ。
信仰心がない人間に、「神々がみてる」と言おうとも、何も伝わらない。
見えないから要らないという信念を持った人に理解をしてもらうには、覚悟が必要だ。
不退転の覚悟。
何もかも譲ってしまったら、自分の存在する意味はないのだ。
仕事でも、家庭でも、そういう時があるものだ。とはいえ、正面からぶつけるだけでは脳がない。相手に伝わりやすいように伝える必要はあるが、私が真剣だということは、理解してもらわなければならない。
何故ならば、それは譲れないからだ。