Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

インプットとアウトプット

人それぞれ何かしらの才能を持って生まれてきている。後は、その磨き方ということになる。

昔の同僚

おもしろい男がいた。稟議書や資料を作ったり、台帳管理を任せると、遅い、雑、抜け漏れがある、中途半端な所で投げ出すなどの、無能野郎を絵に描いたような仕事っぷりなのだが、「イベントの仕切り」については、事前準備から、業者の手配、進行、片付けを完璧に手際よくこなす。

最も才能が発揮されたのが、有志家族を交えて出かけたスキー旅行だった。

日程調整~旅程のプランニング~宿の手配~宿側との交渉~運転~精算。

一切の淀みなく、プラン通り。

全員が大満足のイベントになった。

これは本当に才能が発揮されないと真似できない、まさにマーベラスな手腕であった。

このように、一見何もないようなひとでも、驚くべき才能を開花させてることがある。

才能とはなんだ?

一言で才能と片付けてしまうと、少し乱暴な話でもう少し整理するとインプットとアウトプットの得意な方法だと言うことがわかる。

得意なインプットパターンとアウトプットパターンが才能である。といえる。

自分のインプットのパターンは自覚しやすい。たとえば、何かを暗記するときに、口に出した方が覚えやすい!という人もいれば、書いたら覚える!という人もいて、少しずつ人によってこの方法は違っている。

すごく頑張ってテスト勉強や受験勉強やったひとは、くぐり抜けてくるところだ。

しかしながら、自分のアウトプットの才能って意外とわからない。

「論理スタイル」と「芸術スタイル」

アウトプットの才能を「論理スタイル」と「芸術スタイル」と分けると、まあ、イメージし易い。

ただ、「芸術スタイル」では、才能で全てが決まるように思いがちで、これは間違いなので留意が必要だ。

たとえば、絵、歌、演奏、ダンスどれにしても、才能があれば、努力しなくても勝って行けるイメージがある。

しかしながら実際には、自分のイメージを表現するためには、表現スキルを上げなきゃいけないし、そのための努力が必要だ。

つまり…

才能に違いはあるが優劣はない

のだ。

この才能の開花させ方については、2つの方法があるが、それはまた明日書く。