Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

プロではない人達

プロとして仕事をするとはどういうことか?

ある2つの職業から、紐解いてみました。

1.システムリスクコンサルタント

彼らの仕事は、その企業のルールや運用方法を調べ上げ、問題ない箇所を特定し、よりリスクを低減する方法があるところについては、建設的な提案を行うことだ。

経営陣からの依頼に基づいて行う仕事のため、現場からの反発があったりするが、なだめたりすかしたりしながら、必要な情報を集めていく。

傍らにいながら、何もそんな挑発的な事を言わなくても…と、ハラハラさせられるような回答を現場担当者にぶつけられながらも、その気持ちにも寄り添い、インタビューが終了する頃には、「今日はお話しできて良かった。」との回答をクライアントから引き出す。エクセレント!

2.引越のサ●イのドライバー

彼らの仕事は、お客様からお預かりした荷物を、壊したりしないように引っ越し先に届けることだ。

高速道路では、様々な状況があり、ドライバーはそんな中でも事故を起こさないように気をつけ、さらには、極力急発進、急停車しないように心がけ、お客様の荷物が崩れたりしないように運ばなければならない。

しかしながら、高速のインター間近では、低速走行路線に割り込む車両は出てくる。もちろん、彼らも無理やり割り込む訳ではなく、ウインカーを長く炊きながら車線変更しようとする。

昨日は、ある車が車線変更しようと、ウインカーを炊いていると、なぜだか急加速し、車線変更の妨害をしようとするのだ。

危ないなー

私は思わず、警笛を鳴らした。

そうすると今度は、私の直前にウインカーも炊かずに急ハンドルで割り込み、急ブレーキをかけ、その後急加速して走り去った。

年収の差は、プロ意識の差なのかなのか?

一概にどうとは言えないが、前者と後者には、数倍の年収差がある。

職業に貴賤は無いとはいうものの、仕事中に何を持って報酬を得ているのか?という基本的な事も忘れて振る舞うドライバーに、まあ、仕方ないよね。そりゃ、たいした報酬出せないわー

と、感じてしまった。

どんなに挑発的な対応をされようとも、プロとしてアウトプットをするための行動に勤める人間と、自分が何をすべきかまた、すべきでないかを自覚できない猿レベルの人間。

すべてのドライバーがそうではないとは思うけれど、そういう人間でも勤まってしまう会社。少なくとも私は、引っ越しのサ●イでは絶対に引っ越しをしないと決意した。

(もし、その時のお客様の荷物が落下していたとしても、彼らはバレなきゃOKと申告もしないだろうな)