Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

またやってるハイハイ商法

高齢者の相手にした詐欺で生きている連中って、どういう気持ちで日々を過ごしているのだろうか?

詐欺の親玉は少数だろうが、従事している人間は何十人もいるはずだ。

割の良いバイトの気分なのだろうか?

騙される人間が悪いと開き直っているのだろうか?

30年間変わらぬ手法になぜ騙されるのか?

健康増進セミナーと称して、スーパーの脇や

プレハブ小屋などで、高齢者を集めて、もちろんその中にはサクラを混ぜて、「血液サラサラでーす。」と呪いのように何度も唱えさせ、催眠術のように思考力を奪ってただの水を数千円で販売する。

こんな手法は私が小学生の頃から存在していた。

私の地元では、「ハイハイさん」と言って、詐欺だから気をつけろとみんなが言っていたものだ。

当時そのように言っていた父母の年代こそが、今のメインターゲットになるのだろうが、なぜ高齢者はこれに騙されてしまうのだろうか?

全ての関係者が少しずつ「悪」

会場を貸す大家。

新聞織り込みチラシを印刷する業者。

新聞屋。

みんな知らん顔して、詐欺師を手伝っているのだ。善良な第三者の顔をして、詐欺師の片棒を担ぎ、分け前をもらっている。

「キレイゴトだよ。買いたい、サービスを利用したいというお客さんがいたら、売るのが商売なんだよ。」

反吐がでる。

詐欺をやってる現場にいても、そう言ってられるのだろうか?

若手もハマる同じ罠

しかし、よくよく考えると、若者をターゲットにした同じような詐欺も蔓延している。

ブログで独立。

自己啓発セミナー。

副業セミナー。

この類は本当にヤバい。

イケ○○ヤトとか、完全に詐欺の親玉だと私は思うのだが、色んなメディアが彼に執筆させる。

全員で詐欺の片棒担ぎあいだ。

どうやって身を守るか。

結局、ハイハイ商法もイ○ダハ○ト界隈も、共通しているのは、「自分の頭で考える」「自分の頭で考えた仮説を検証する」「改善を繰り返す」をショートカットしようとする人達を騙しているのだ。騙される方が悪いと言われれば、そうなのかも知れない。

こういう連中の餌食にならないためには、辛くとも自分の頭を使って考える事が必要だ。

メディアは、簡単に詐欺や反社会的勢力の片棒を担ぐ。倫理観などかけらもないのだ。信用出来ない。