Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

奇才か人格か強運か

結局、経営者って人を惹きつけられなければ何も出来ないんだな。というのを痛感。

組織をして結果を出さなきゃだしね。

人を惹きつけるもの

いろんなタイプの経営者がいるけれど、人を惹きつけるには、奇才か人格か強運かなーと思う。

例えば、奇才。

何かの才能だけ、明らかに尖ってる人間には、惹きつけられる。

まさかそんな発想!とか、美しすぎるデザイン!とかそういうもの。

強運ってやつは、これに似ているのかもしれない。

万事休す!みたいな場面でも、何故だかなんとかなってしまったりする人って本当に存在する。そういう人には、やはり惹かれてしまうものだ。

この2つの類似点は、身につけようと思って身に付けられるものじゃないということだ。

いわゆるカリスマってやつだね。

人格は後からでも身に付けられる

もう一つの人格だけ、ちょっと毛色が違う。もちろん、ナチュラル・ボーン・人格者もいる。

しかしながら、自分を律しながら、人格を身に付ける人もいる。

ただ、とても難しいのは、表面的人格者って、やっぱり根っこが透けて見えてしまうんだよね。

人格者に欠かせない事

これ、ドラッカーが言うところの「インテグリティ」ってやつだね。

誠実性、倫理観、真摯さ。

見せかけの人間のものは、バレる。

ある問題について、部門責任者を集めた会議で、

「経営陣は、本件をとても真摯に重要な課題と受け止めているが、部門責任者にも責任の一旦があると受け止めて、今後取り組んで欲しい。」

こんな事を真面目に言ってしまったりするんだよね。

どんなにペーパーテストができても、理解力が高くても、こんな人間の人脈なんて、打算的だし、そもそも人が集まらない。

そんな経営者の下でなにをやるのか

三国志でいうところの袁紹の下にいた、荀彧・郭嘉はどうしたか?というと、袁紹の下をはなれ、曹操の下に移ったわけで、三度諫言して変わらなければ、その経営者の下を離れるというのが正解かもしれない。

歴史から学ぶのならば…