悲しい現実
ベンチャーが大企業に買われ、最大の悲しい現実は、会社でやられる営みのメインが、事業から政治に変わる事だ。
かつては皆、お客さんに選んでもらうには?選んで良かったと思ってもらうには?期待を越えるには?
という発想だったものが、出世競争の為の空気読み合戦がはじまり、誰もお客様のことなんて見なくなる。
権限者の顔色が最大関心事。空気を読まない人間は淘汰される。
どこかで見た光景だなと思っていたら、中学高校時代の姿だ。
こんな事ばっかりやってるから、日本からはあんまり世界的企業が出ないんだろうな。
私は空気が読めるけど、あえて読めないふりをしていたい。お客様にどう伝え、どう選んでもらい、リピートしてもらうかを考えていたい。
まあ、それも政治的っちゃあ政治的だけど、おっさんのご機嫌とるくらいなら、女の子のご機嫌とってたほうかマシだし、それよりはお客様のご機嫌とってたほうがマシだ。
お客様のご機嫌をとるというと、語弊があるな。お客様の欲求を考えるか。