Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

部下を育成する方法に悩むより先にやるべき事

パートにでている嫁の愚痴を聞きながら、「あぁ、俺もうちの会社の派遣さんの旦那に、仕事しない課長がいてさー」とか言われてんだろうなぁと感慨深い雑談課長です。

 

今日は、管理職に昇格して半年くらいでぼちぼち出てくる、「部下をどう育成したら良いのかわからないorどう接するべきかわからない」問題に対して書いて行きたいとおもいます。

 

結論から先に言うと、「何様のつもりじゃ!」です。

当社は7つの海外子会社を持っていますが、順調な米英台の子会社と、その他子会社で、マネジメントの結果は天と地ほどの差があります。

 

この「違いを生む違い」は何かというと、

うまくいっている社長の関心事は、市場であり、顧客であり、リクスです。

いまいちな社長の関心事は、要員計画であり、人材育成であり、売上目標の達成です。

 

何が違うかわかりますか?

 

そう。いい社長は外向き、いまいち社長は手段向きということです。

 

あーよくある、内向き外向きの話でしょ?って思った人は、残念ながら不正解です。

 

自分をどう定義して、働いているかで結果は違いますよ。というお話です。

 

このパラグラフのタイトルは何でしたか?「何様のつもりじゃ!」でしたね。

 

脳は物事に対する姿勢で運転モードが変わる

なんか、すごいこと言ってますけど、簡単な話です。電車のつり革広告や街頭広告で、結婚準備中は、結婚式情報の多さにびっくりし、車を買おうとするときは、新車情報。引っ越しを検討してるときは、不動産情報が目に飛び込んで来ませんか?

男性にしかわからない例をあげると、溜まってる時はやたらと女性の胸やお尻に目が行きませんか?最悪、肌色ってだけで目がいったりします。

 

いい社長は、提供リーダー

市場、顧客、リスクに目が行く社長は、お客様に製品やサービスを提供する立場で、物事を見ています。

ですから、自分たちやお客様の勝負している市場の動向、お客様のニーズ、リスク情報が自然と気になります。

 

いまいち社長は、社長

もう偉くなっちゃったからね。なんでもいいです。部下にやらせます。

こうなっちゃうと、ほぼ積みですね。

市場もお客様も、リスク情報も全く入ってきません。これらが大事なのは頭では理解していますけど、本音は、自分だけ楽したいので、なかなか難しいものがあります。

 

では、管理職はどうでしょうか?

「部下をどう育成したら良いのかわからないorどう接するべきかわからない」って言っちゃってるやつ、何かおかしいことに気がつきませんか?

 

そう。答えは、

「部下の育成とか、どう接するかとか、気にしてる場合じゃないから、世の中と顧客の動向をしっかり見ろよ!」

 です。

 

では、部下を無視するのか?これも違います。部下の目も使って世の中や顧客を見て下さい。

あなたが世の中を深く理解するために、部下の視点での世の中について質問して下さい。

 

拡散しすぎたので、最後まとめます。

  1. 部下の育成は、手段であり仕事のテーマにならない
  2. 育てるとか偉そうなことを抜かす前に、自分の仕事に向かう姿勢を問い直せ
  3. 部下が自分より劣ってると思ってるやつは、上司になる資格は無いので、マジで辞退した方がいい

 

現場からは以上になります。