「つながり」をつくる力
帰宅中に同じ会社の上司部下と思わしきリーマンが揉めている。
どんな内容かはわからないが、「順番が違うだろっ」とのたまっている。なんか、大変だね、部下の方々…頑張れ!
さて、今日は、「つながり」をつくる力について書いて行きたい。
世の中には、どんどんとつながりをつくる力を持っている人というのがいる。
私も随分と鍛えられ、つながる力はある方ではあるのだが、ずば抜けてはいない。
なぜなのか?という事を考えてみたのだが、たぶん、十分に人間というものをありのままで理解出来ていないのであろう。
自己規制フィルター
嫌われたくない。という思いからなのか、自己規制のフィルターをかけることが多い。
これを言ってしまうと、引かれるかな?とか、嫌がられるかな?とか。
しかし、この自己規制フィルターってよくよく考えると何のメリットもない。
過度な遠慮は、相手への冒涜
冷静に考えてみよう。例えば、凄く図々しい後輩がいて、あなたに、ジュースおごってくださいよーと言ってきたとする。
なんでだよっ!って思う時もあれば、いいよーっていう時もあるのが人間だ。
ではここで質問です。
あなたは、気軽にジュース奢ってと言ってきた後輩を「いやな奴だなー」「嫌いだわー」と思いますか?
思わないでしょ?
でも、このレベルでも、自己規制フィルターをかけることがある。
それは、「気心が知れない相手」に対してだ。ということは、自己規制フィルターで遠慮しているときというのは、相手に対して、「私はあなたに心を開いていません」と、表明しているのと同じである。
では、人と「つながれる」人は、どんな人だと思いますか?
「人」を理解する
人は、基本的につながりを求めている。心を開いてほしいし、自分も受け入れて欲しい。
このことを理解している人が「つながり」を作れる人だ。
自分がしてほしいことを相手にもしてあげればいい。
初対面では、相手がどんな人なのか探りたい?自分がどんな人なのか伝えたい?
であれば、自分から先にそれをしてあげたら良い。自分がどんな人間で何が好きなのかを伝え、相手が話しやすい雰囲気を作ったら、あなたは?と聞いてあげる。
相手にどんなニーズがあるのかを想定して、先回りすればよいのだ。
「人」を尊重する
人を尊重する。というのは、どんなことだと思う?私は、「人の時間を大切にする」事が、それに当たると考えている。
だから、少しでも共に過ごしたら、何かしらポジティブな気持ちになってほしいし、何か役に立つ情報があれば、伝えたい。
このブログだってそう。読んでる人がひとりでもいるならば、たとえ読む時間が1分間でも、何かを返したい。返せてっかなー?
つながれるコミュニケーションが、結局大切
私達は、ひとりで生きてはいないので、つながれる事が凄く大切。世の中には、コミュニケーション=伝える力と思っている人がいるが、本当は理解する力の方が必要。
明日、転職候補先の役員面接だけど、相手のニーズとマッチしなかったとしても、何かいい話ができれば、お互いハッピーだなーと考えてる。
採用されなくとも、意味のある時間が過ごせたら良し。だね。