Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

準備が出来ていないと受け取れない

娘がダンス大会での目標達成を経験し、別分野でも、目標設定をし始めたことに成長を実感し、こっそり嬉し泣きしました。雑談課長です。

 

昨日、管理部担当取締役が、規程を切り貼りしただけの冊子を持ってきて、「新任取締役のオリエンテーションに使いたい。そして、それは、経営企画部で実施してほしい」なんて言ってきました。

 

正直、使い物になりませんが、問題点を指摘しても、どうやら「わからない」らしいのです。

 

その理由は、ゴールの違いでした。

 

私は、昔の部下がスローガンとして掲げていた「どうせやるなら、ちゃんとやる」が信条になっています。なので、オリエンテーションをやるなら、何故それをやるのかの理由と、そのためのツールは効果的なものであるべきと考えています。

 

一方、その取締役は、社長の宿題をやった体にする事が目的です。

 

仕事の目的が違いますので、先方はアドバイスなんてほしくありません。欲しいのは、やった体だけ。取締役会に「やりましたアピール」したいだけなので、一文足りとも削りも追記もしたくないのです。

 

ここにアドバイスをしても時間の無駄です。なぜなら、受け取る心構えが出来てない=うけとる気が無いからです。 

 

成長に意欲がない人にアドバイスをしても意味はありません。

 

 

すべては表現であること

昨日、娘のダンス大会の応援に行って来ました。ダイエット再開を決意した雑談課長です。

 

高校生までが出場するこの大会で、観戦していて思ったのは、表現力っていうのは、かくも難しいものなのか!という事です。

 

中学生以下の部門で優勝したチーム。上手くはありません。でも、楽しそうでした。

 

高校生部門で優勝したチームは、圧巻の表現力。難しいステップや、アクロバット一切無しです。でも、カッコいい。

 

ステージを見ながら考えていたのは、仕事でもこれって言えるよな~という事でした。

 

プレゼンという場面でなくとも、仕事をしていると「表現」しなければならない場面が多々訪れます。

 

理解している事を表現する。理解できていない事を表現する。腹の中では否定的でも、決定事項に従わなければならない場面で、それを隠す表現力。

 

実力も無いのに、アピールだけ上手いと言われてる部長さんとかいますけど、その表現力も実力のうちですね。

 

ダンスという分野では、私たちはこういうスタイルが好きで、カッコいいと思ってるんだよ!というのを表現しますが、ビジネスの分野でも、実はこれ、同じだと思います。

 

自分のビジネスに対するスタンス。是と思っていることを文章やグラフやパワポで表現する。行動で表現する。

 

ダンサー達は、2分間のステージのために、数ヶ月間(週1回1時間のクラスですが、家でも練習しまくってます。)を費やし、表現をする。

 

学ぶべきところが本当に大きい。

 

ビジネスでは、一つの仕事に数ヶ月間は掛けれませんが、自分のスタイルやスタンスは、日々伝わってしまうことになります。

 

何にこだわるのか。

何を捨てるのか。

 

意識して取り組まないとだめですね。

 

初動が遅いのは、自称優秀な人

おはようございます。今日は洗い物も炊飯器のセットも完璧に済ませた朝を迎え、悠々と起きてキッチンに向かうと、「麦茶沸かしてないんだけど?」と詰め寄られ、自分の詰めの甘さに後悔しかない雑談課長です。

 

さて、今日は初動がはやくなるためにはどうすればよいか?という話をしたいのですが、これについては、逆に初動を妨げるものについて書いた方が良いかも知れません。

 

なぜならば、初動が遅い原因のほとんどが、単なる先延ばしだからです。これが無意識に発動していたりするから厄介です。

単にだらしないだけの人もいれば、納期ギリギリで一気に終わらせるドラマを作りたいタイプ、完璧主義者タイプ…いろんなタイプがいます。

くわしくは、下の本をご参照下さい。

 

グズの人にはわけがある (文春文庫PLUS)

グズの人にはわけがある (文春文庫PLUS)

 

 

いろんなタイプの先延ばしパターンが書かれているのですが、これに対する処方箋は、それぞれのパターンによって異なりますが、多くのパターンに共通するやり方もあります。

 

それは、5分程度着手→計画という行動を徹底する事です。初動が遅れる原因のほとんどが「事実に基づかない妄想」から発生します。心配性な人も、ヒーローになりたい人も、完璧主義者も、皆、妄想から先延ばしに陥ります。

 

ですので、問題解決で、まずは現状把握から。とやるのと同様に、行動も、まずは、軽くやってみてから。でよいのです。

 

軽くやる→計画・見積→実行→検証のサイクルです。

 

 

 

仕事が出来るひとは、AIのようだ

昨晩24時頃家に帰ると弁当および夕食準備以降の片付けが一切されておらず、それをすべて片付けてから眠ったものの、朝食分の米を炊くのを忘れてしまっていた為に、朝から嫁の期限が最悪なばっかりに、娘たちから「とばっちり受けるんだから、パパには頑張って欲しい」とクレームを受けて少々自分の存在意義がわからなくなりはじめている雑談課長です。

 

前置きが随分と長くなってしまいましたが、今日は本文は短く行きたいと思います。

 

今日のテーマは、仕事のスピードを決めるもの。です。

 

世の中には、仕事が早い人と遅い人がいます。この差はどこから生まれると思いますか?

 

初動、手待ち、ジャッジ

いわゆる仕事が出来る人達が、一般人と比べると特に早いのは、

  1. 初動がはやい。
  2. 隙間時間を埋めるのがはやい
  3. 切り替えがはやい

という点でした。

 

明日以降でそれぞれを書いて行きます。

部下を育成する方法に悩むより先にやるべき事

パートにでている嫁の愚痴を聞きながら、「あぁ、俺もうちの会社の派遣さんの旦那に、仕事しない課長がいてさー」とか言われてんだろうなぁと感慨深い雑談課長です。

 

今日は、管理職に昇格して半年くらいでぼちぼち出てくる、「部下をどう育成したら良いのかわからないorどう接するべきかわからない」問題に対して書いて行きたいとおもいます。

 

結論から先に言うと、「何様のつもりじゃ!」です。

当社は7つの海外子会社を持っていますが、順調な米英台の子会社と、その他子会社で、マネジメントの結果は天と地ほどの差があります。

 

この「違いを生む違い」は何かというと、

うまくいっている社長の関心事は、市場であり、顧客であり、リクスです。

いまいちな社長の関心事は、要員計画であり、人材育成であり、売上目標の達成です。

 

何が違うかわかりますか?

 

そう。いい社長は外向き、いまいち社長は手段向きということです。

 

あーよくある、内向き外向きの話でしょ?って思った人は、残念ながら不正解です。

 

自分をどう定義して、働いているかで結果は違いますよ。というお話です。

 

このパラグラフのタイトルは何でしたか?「何様のつもりじゃ!」でしたね。

 

脳は物事に対する姿勢で運転モードが変わる

なんか、すごいこと言ってますけど、簡単な話です。電車のつり革広告や街頭広告で、結婚準備中は、結婚式情報の多さにびっくりし、車を買おうとするときは、新車情報。引っ越しを検討してるときは、不動産情報が目に飛び込んで来ませんか?

男性にしかわからない例をあげると、溜まってる時はやたらと女性の胸やお尻に目が行きませんか?最悪、肌色ってだけで目がいったりします。

 

いい社長は、提供リーダー

市場、顧客、リスクに目が行く社長は、お客様に製品やサービスを提供する立場で、物事を見ています。

ですから、自分たちやお客様の勝負している市場の動向、お客様のニーズ、リスク情報が自然と気になります。

 

いまいち社長は、社長

もう偉くなっちゃったからね。なんでもいいです。部下にやらせます。

こうなっちゃうと、ほぼ積みですね。

市場もお客様も、リスク情報も全く入ってきません。これらが大事なのは頭では理解していますけど、本音は、自分だけ楽したいので、なかなか難しいものがあります。

 

では、管理職はどうでしょうか?

「部下をどう育成したら良いのかわからないorどう接するべきかわからない」って言っちゃってるやつ、何かおかしいことに気がつきませんか?

 

そう。答えは、

「部下の育成とか、どう接するかとか、気にしてる場合じゃないから、世の中と顧客の動向をしっかり見ろよ!」

 です。

 

では、部下を無視するのか?これも違います。部下の目も使って世の中や顧客を見て下さい。

あなたが世の中を深く理解するために、部下の視点での世の中について質問して下さい。

 

拡散しすぎたので、最後まとめます。

  1. 部下の育成は、手段であり仕事のテーマにならない
  2. 育てるとか偉そうなことを抜かす前に、自分の仕事に向かう姿勢を問い直せ
  3. 部下が自分より劣ってると思ってるやつは、上司になる資格は無いので、マジで辞退した方がいい

 

現場からは以上になります。

 

 

 

 

名刺交換という文化

おはようございます。股関節捻挫の影響で当分右足を引きずりながら生活する事が確定し、嫁に「腹立つ」と言われて唖然としている雑談課長です。

 

さて、今日は仕事上でのコミュニケーションの入り口でもある「名刺交換」について、書いてまいります。

 

名刺交換の歴史

そもそも名刺の起源は中国だと言われています。すでに7~10世紀(唐の時代)の書物にも登場しています。当時は訪問先が不在のときに木や竹の札に自分の名前を書き、戸口に刺して訪問したことを知らせていました。その木や竹の札を「刺」と呼んでいたとから「名刺」という呼称となったのです。

アメリカで名刺(「Calling
Card」または「Visiting Card」)の始まりは南北戦争(1861-1865)の後にきた好況時代に、お金持ちの人たちが社交のために使い始めました。つまり当時の名刺とは、お金持ちのステイタスでもあったのです。第一次世界大戦(1914-1918)以前のマナーを記した書物には名刺に使う書体、書き方、使い方、更には独身の男性が女性に名刺を渡してもよいかどうか、独身の女性は外出時には何枚名刺を持ち歩くべきなのか、などまで詳しく書かれてあります。社交のために使われていた名刺がビジネスにも使われるようになったのは20世紀半ば頃からです

日本で名刺が使われるようになったのは19世紀、江戸時代からです。和紙に墨で名前だけを手書きしたもので、日本でもまた訪問先が不在のときに、訪問したことを知らせるために使われていました。現代の形に近い印刷された名刺を使うようになったのは幕末開国(1860年代)の頃からです。自分の名前の上に紋所が入り、使い方も役人たちが外国人と接するために使うようになりました。明治時代(1868-1912)以降にはもっと盛んに使われるようになり、鹿鳴館時代(1851-1854)には日本の社交界でも必需品となりました

出展:めいし堂【めいし堂|名刺の歴史】名刺の始まりをご紹介

 

やはり。といった感じですね。様々なお作法を無意味と切り捨てるつもりは毛頭ありませんが、やはり名刺交換して挨拶。というのは起源から考えると不自然(アメリカがやり始めた遊び)ですし、訪問を伝える為のものなら、両面印刷は駄目ですね。(用件の裏書きが出来ない)

 

なぜこんな話をするのかと言うと、

  1. 学生時代のアルバイトでの経験
  2. イギリス人社長との名刺交換が斬新だった

ことから、日本独自のこのクソマナーが、コミュニケーションの障害の一つになっている気がするからです。

 

 

結論から言う。初対面での挨拶の最善手は握手である。

学生時代、私はスイミングスクールのインストラクターのアルバイトをしていました。ブーメランパンツで。

当時は、30代前半の奥様方によくチ○コを弄られてましたが、今思えばとんでもない事ですね(笑)

あ、これ、本題と無関係です。

 

さて、インストラクターは、レッスンが始まる前に、諸連絡の確認などをする為に、プールサイドで円陣を作ってミーティングをします。今でいうとブリーフィングってやつですね。

その日は、新しいアルバイトが入ってくるということで、新人紹介の時間となりました。

 

皆さんのご想像のとおり、

「○○です。よろしくお願いします」

 → 拍手。の繰り返し。

面白くも何ともない感じです。一切相手の印象に残らないから、言葉を発するだけ無駄ですよね。

 

そこで僕は、当時みていたアメリカドラマの真似をして、突然一歩相手に歩みより、「やあ、○○だよ。ようこそ我がチームへ!何かわからない事があったら、こいつとこいつに聞いてくれ!」ってやってやりましたよ。

 

シーーーンですね。やっちゃった空気満載。

なんせ、ただのいちアルバイトですからね。

 

でも、いよいよ大学を卒業し、そのアルバイトを辞める時になって、その時の新人さんに、「握手して、ようこそといってもらえて凄く安心した。あれで緊張がほぐれたし、新人として品定め?されてるのか気にしなくていいんだと思った。」と言われました。

 

イギリス人社長との斬新な名刺交換

次のエピソードは、出張でイギリスの会社に行き、そこの社長さんとミーティングをする事になった時の話です。

もちろん、英語が得意というわけではないので、僕は、緊張でガチガチでした。

 

その時の名刺交換は、衝撃的でした。

まず社長室に入ると、「ようこそ、イギリスへ!」と握手。

「昨晩はよく眠れたかい?ロンドン観光をする予定はある?もうすぐ夏休みだけど、どこか旅行に行く予定はあるの?いつまでこっちにいるんだ?」と、質問攻めです。

 

こっちも、必死に英語で回答していたので名刺交換をすることをうっかり忘れてしまいました。

 

次の瞬間、彼は社長椅子にどかっと座り、われわれに名刺を机の上を滑らせて渡してきました!

 

でも、彼の印象は悪いでしょうか?

いえ。全く悪くありません。

 

 

得点を取りに行くのか、失点をしないように守るのか

初対面の相手の印象は3秒で決まると言われます。

名刺交換のお作法という無難な「型」を披露し、失点をしないように守るのか?

それとも、相手への敬意を欠かない程度に、「型破り」な方法で、印象に残る!という得点を取りに行くのか?

3秒しかありません。

 

「型」を守ろうとして、あたふたしてしまいオドオド自信のない印象を与えてしまってませんか?

であれば、せめて、社内の人には握手を。

社外の人には、ゆっくりとしたスピードで自信たっぷりの名刺交換(できれば、○○社の営業課長の△△さん。という情報だけでなく、相手を知るための質問をする)をしてみませんか?

 

 

インパクト重視ならば、目立ってしまう名刺入れを使うという手もありますね。

 

 

 ブランド物を使っていると、たまに同じブランドの名刺入れを使っている人と、○○お好きなんですか?っていう会話をするきっかけにもなりますね。

 

 

 

 

 

コミュニケーション能力を高める方法

股関節の問題が悪化し、ちょっと歩ける状態でなくなった為、今日は会社休んじゃえ!という状態なのですが、一般ゴミを出しに行けないため、嫁に舌打ちされて、「ああ、俺って家族にとって何なんだろう」と遠くの空を見つめている雑談課長です。

 

今日は、前回までにご紹介した戦略的コミュニケーション術を身に付けるまたは、強化する為に有効なトレーニング方法についてご紹介していきたいと思います。

 

これは、実際にとあるコミュニケーション術を磨くためのセミナーで紹介された方法で、僕はそのために30数万円を支払いました(笑)

その価値はあったと思える方法です。

 

1分間、ただひたすら褒める

職場でも家族でも友人でも構いませんので、ただひたすら1分間褒めて下さい。1分間の長さに驚きますよ(笑)

初めのうちは、まあ間違いなく表面的なところしか褒めることができません。

 

新しい髪型が似合ってるとか、スーツ姿がきまってるとか、ネクタイがおしゃれだとか。

で、正直、このレベルの「褒め」をもらった受け手側は、「ご機嫌とりをしてるな。何がねらいなの?」と感じてしまいます。

 

毎日やっていると確実に距離をとられてしまいますので、この1分間の「褒め」で嬉し涙

をこぼさせるのを目標にして、取り組んでいただきたい。

 

そのためには、

  1. ちゃんと話を聞いていないと気付けない褒めようとする相手の価値観を褒める
  2. 相手の受け取りやすい表現(VAK)を意識して伝える
  3. ささるスピードで伝える

が必要です。

 

いつかは、

「○○さんの今日の会議での発言は、投資家に正確な情報を届けることについての責任感・使命感に溢れる発言だったし、人と人との関係を大切にする○○さんらしさがよく伝わったと思う。実際何人かの取締役には、ピンポーンって音がしてたからね!」

みたいな褒め方がスラスラと出来るように成ることを目指して下さい。

 

この方法の良いとこは、やると決めたらすぐ実行できることです。わざわざ、褒める会議を開く必要はないですし、道具もいらないです。

 

是非やってみて下さい。

 

マンガでわかる! ほめる技術

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