替えのきく人間と思われたら辛い
今日は当社代表取締役2名に対して、2部門の部長とともに、取り組んでいるプロジェクトの進捗報告を行った。
内容は誰にでもわかるように、表現を平易にしてA4用紙3枚にまとめてある。
私はたかが課長代理。このプロジェクトについて、方向性を描いて、外部専門家をアレンジして、実務を進めても、課長代理でしかない。
ひとしきり説明を終えた後、様々な質問があがったものの、1~2問を除いては、私が回答。部長の見せ場も必要なため、回答をアレンジした。
「君たち二人で協力して、なんとかやりきってくれ。」
社長からはこのように激励があった。
ここでいう2名とは、部長2名の事であり、課長代理の私は、存在すらも認識されていない。
ま、こんなもんだ。
換えのきく人間と思われている間は、その他大勢としか認識されない。
私が去ろうとも、換えのスタッフを当て込めばOK。そう思われているのだ。
昔の私ならば、ここで拗ねて愚痴を垂れ流していたかも知れないが、今の私は違う。
今はいろんな会社のいろんな人達と会い、幾つかのプロジェクトを進めている。
経営陣が代替可能と思っている以上に、私は仕事はどこででも出来るとわかっている。
役割分担は違えども、相手の役割を尊敬する姿勢。これがなければ、仕事は上手く進まないものなのだ。
無責任だとか言われるかも知れないが、後は部長に任せて飛び立つもよし、やるもよし。
同じ時間を使うのならば、全力で業務を遂行するが、より良い条件や、より面白そうなプロジェクトが見つかったとき、私が躊躇する何かは、もうない。
さて、明日もまた頑張ろう!