働き方改革って価値観改革だ。
働き方改革を進める為に、本当に必要な事は、副業解禁とセーフティーネットだと思う。
いわゆる昭和的会社では、社員の人生丸ごと飲み込みたがる。超若手が育つまでの間と、定年間際の先輩方の食い扶持を、その間の社員が稼ぐモデル。
最近では、先輩方の稼ぎをなかなかどうして確保するのが難しく、若者が命がけで働くようになってきた。
こんなのじゃやってられないと、会社を飛び出しても、自己責任。稼ぐ力が無い人間は、イヤイヤ会社にしがみつくしかないから、低いモチベーションと低い生産性で社会の足を引っ張る。
ちょっと賢いやつは、うまく立ち回って、働かずに政治力でのし上がる。
働き方改革は、こんな社会を改革しなきゃならんのだ。副業解禁をスタンダードにして、自分のキャリアプランやら、やりたいことを意識しながら、スキルをつけるために会社で働くのが当たり前の社会。ブラック企業を飛び出しても、死ななくてもいいセーフティーネット。そして、絶対的に必要なのは、キャリア教育。
キャリア教育は、最後の一里塚だ。
私はようやく会社を上手く使える立ち位置まできた。これから後輩のために、もう少しだけいい環境にしていきたい。
もう少し視座を高く。