Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

事業には理念があり想いがあることに敬意を払う

真面目モードに入っとります!雑談課長です。

 

前回、機を待つ事と、捨てることを書き込みましたが、絶対に捨ててはいけないものがあります。

 

それは、他人に対する敬意です。

どんなに駄目駄目な人でも、誰かの子供です。その人がその年になるまで、誰かの期待や愛を受けて生きて来ているのです。

 

僕は、その「人」に対する敬意、感謝、そういったものを失ってしまったら、もはや、その人は人では無いと考えます。

 

今日、先日棄却した「新任取締役のオリエンテーション用資料」が再度上がって来ました。中身は相変わらずスッカラカンです。

 

会社の沿革、理念の意味、上位顧客、主要なパートナー何一つ掲載されていません。

事業を営んでいれば、誰かに助けられた場面、迷惑をかけたことなど、知っておくべき歴史があると思うんです。

 

良い悪いは別にして、今の日本の環境があるのは、戦中戦後必死に生きて命をつないでくれた先人たちのおかげだと僕は思います。

 

事業も、おなじです。誰かの頑張り、迷い、不安、活躍、貢献があったからこそ、存続出来ているのです。その歴史を知る事で、株主、顧客、取引先、従業員、地域社会などのステークホルダーに対して、真摯に向き合う事が出来るのでは無いでしょうか?

 

僕はこのような「感謝する思い」「敬意」今風にいうと「リスペクト」は、絶対に捨ててはならないと思います。

 

キレイゴトです。でも、このような誠実さを捨て、数字だけを見ていると、東芝の経営陣のようになってしまうのだと思います。

きっと彼らには、現場で汗を流している営業マンや、議論を重ねている技術者に対する感謝の気持ちは無かったと思います。

 

口先だけの感謝は、有るかも知れませんけどね。

 

さて、この話の結末はどうなるでしょうか。すんなりとアレが通ってしまうようならば、うちの会社には明るい未来は無いと思います。

 

みものやー