Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

おっさんをつぶしても仕方ないので生かそう

昨日は、おっさんを哀れんで許そうという話をしたけれども、今日はうまく生かそうという話をしたい。

最悪の処方箋

アラフォー世代の人なら理解出来ると思うが、我々世代がはじめて持ったモバイル端末は、ポケットベルだった。

それから瞬く間に進化し、デッカイ携帯電話、携帯電話、カメラ付き携帯電話、スマートフォンタブレットと、技術は進化している。

そして、オフィスで使うのもワープロから、PCへ。その使い方も、ファイルを作って印刷して、それをFAXで送るというやりとりしていた時代から、メールへの添付時代を経て、今やクラウドストレージへのアップロード、メールではなくチャットでのコミュニケーションへと変わっている。

にも関わらず、おっさんのOSは、windows xpのままで止まっていて、さらにその古臭い処方箋を押し付けて来たりする。

最悪の処方箋だ。

時代に合わない処方箋。

遅過ぎる情報資産管理台帳の作成

うちの会社のおっさんは、情報セキュリティー対策の為に、情報資産管理台帳の作成を進めていた。半年かかっても集まらない。そりゃそうだ。その情報を集めた後のステップが全くイメージできていない。

間違ってはいないが、網羅性がないとか言っちゃって、イメージ出来ていないゴールにはたどり着けないのだ。

あなたなら、どう生かすか

おっさんを全否定して潰しても良いが、そこに何の価値があるだろう。

私の対応はこうだった。

「○○さんは、次のステップとして、これをこうして、それをそうして、あれをああしたかったんだ。二人で打ち合わせて、網羅性よりも、まずは一巡リスクアセスメントを回すやり方に切り替える事にしたから、直近1ヶ月以内に使うデータは、○○フォルダに格納してスクリーンショットを提出して、使わないけど保管して起きたいデータも、○○フォルダーに格納した後、圧縮して、○○に移してください。」

誰も傷つかない。

むしろおっさんは、必死にフォローしてくれる。最高だ。

ズルいかもしれないがそれでいいじゃない?

誰かを吊し上げても仕方ない。

ズルいかも知れないが、小物は道具として上手く使うべきだ。ある時目覚めて頑張りだしたら、頼もしいパートナーになるかもしれない。

橋は落とすな。虫は潰すな。

なのだ。