転職を辞さない働き方
昨日ひさびさにこの春に退職した会社の後輩と話をした。
当時僕は経営企画で、退職時に社長に以下の問題の解決が必要と伝えて退職した。
- 人事課長は、実力不足だから外から採った方が良い
- 経理部長、課長が経理をよくわかってないから、実務担当を課長にして、育てないと終わる
- 社長と品質保証部長の業者への海外での風俗店接待要求は、みんなにバレてるから、止めた方がいい
その後の様子を聞いた所、社外取締役1名、開発営業部長1名、広報、経理、財務、品質保証から1名ずつ、各部署のキーマンが退職したことを聞いた。
腐った組織に居なければならない辛さ
その後輩は、現在社内システムの再構築というプロジェクトを担当しており、自己の経験の為にやりきるまでは、辞めたくないということだったが、まあ、それはそれで良いだろう。
しかし、可哀想なのは、昔、僕と誠実性や倫理観について激論を交わした内部監査室長さんが、収入のあてと言うこともあり、辞めれずにいるということだ。
きっと彼は自分の理想と現実の狭間で苦しんでいるだろう。
骨太な男なので、状況を楽しんじゃってるかも知れないが。
私もそうだが、給料を人質にとられ、倫理観を犠牲にパフォーマンスが低下させられるのは、本当に無駄だ。
いわゆる組織の論理ってやつね。
僕がたいしたことないので、我慢せざるを得ないのかも知れないが、まだ割と早めに抜け出せはした。
いつまでこの、昭和的内部統制システムは生き続けるだろうか。
まあ、二極化の予感はするね。
徹底的に法律の抜け道を探して、限りなく黒に近いグレーで、情弱を騙して儲ける奴らと、まっとうな奴ら。