Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

危険運転をして他人に攻撃するような人間は、自分に小さな変化すら起こせない

怒涛の出張より、無事帰還!!久々のブログ更新!!

いやーびっくりした。宿題としてお願いしていた事項に取り組んでくれていたのは、1名のみ。大丈夫では無いな、こりゃ(笑)

 

さて本日は、「人生は小さなことから出来ている」について、書きたいと思う。

 

受験を控えた娘の焦り

現在、うちの長女は受験生なのだが、最近の定期テストの結果が、自分自身の準備の充実状況および手応えと比較して、思ったよりも悪く、内申点の面での焦りからか、情緒不安定になっている。

わかるよ~懐かしいなこの感じ。

まあ、責任を取れることではないが、大学時代に家庭教師をした経験からいうと、「自ら欲して勉強をやりはじめた奴は、やっただけ伸びる。」ものだが、実はこれに一つだけ条件がある。

自分がなりたい!手に入れたい!と思ったものを正確に定義(自己理解)できれば、人間たいていのことは実現できてしまうものである。

しかし、これには1つだけ条件がある。

それは、

「日常に小さな変化をおこすこと」

である。

やる気は燃える炎。1日くらいしか続かない。

例えば、学生で言うと、定期テストの結果が悪かった。社会人でいうと、問題が発生したり、評価が悪かった。と言うようなときに、「よし!挽回するぞ!」という感情になった時、やる気の炎が燃え上がる。

しかし、炎は燃え続けることは出来ない。

絶対に消える。

よくあるパターンが、

「このままじゃいけない!なんとかするんじゃー!!」と一年発起して、やる気の炎がメラメラと燃え盛っているときに、毎日これやる!あれもやる!これも!これも!と目標を次々と立てたものの、3日持てばいいほうで、何一つ実行しないままになってしまい、同じような失敗をして、自分はなんてダメな奴なんだ!と落ち込む。を繰り返す。

何度も何度も繰り返しているうちに、やがて「自分は能力が足りない」と自分自身に深く刻み込んでしまい、年齢を重ねて情熱も失せてしまう。

車の運転をしているときだけ全能感が湧いてくる。(車だけは、人格の有無にかかわらず言うことを聞いてくれる)

がゆえに、ちょっと注意されたり、自分の意にそぐわない運転の仕方をしている人間がいると、イライラして、進路妨害や煽り運転をやるんだね。クソだね。

だから、100%断言する。車の運転が荒いやつは、何も達成できないクソ人間であると!!やる気の炎が失せた、灰だと!!

今の自分の置かれている環境を変える方法

まず、今のあなたを取り巻く環境というものは、先天的な要因と後天的な要因の複合で決定している。若いときには、先天的要因の影響が大きく、年を重ねるごとに後天的な要因の影響が大きくなる。そりゃそうだ。

先天的な要因とは

金持ちの家に生まれたか、貧乏な家に生まれたか。健康に生まれたか、病弱に生まれたか。といったようなことで、これは選択することが出来ない。これを嘆いたり、妬んだりしても仕方がない。どうしようもない。

後天的な要因とは

後天的な要因は、更に外部要因と内部要因に別れる。

外部要因とは、天災・いじめや性犯罪等の被害にあってしまったり、両親の離婚・破産など、自分ではどうしようもないものをいう。

内部要因とは、自分のものの見方・考え方・行動などである。

変化を起こすには、「後天的内部要因」を変えるしか無い

冷静に考えてみて欲しい。ここまで私は、あたりまえのことしか言って無い。そして、おそらく殆どのひとが理解している。たまに、先天的な要因のせいで!とか社会のせいで!とか言っちゃてる人もいるけれども、そういう人はほっとけばよろしい。いつか気づくから。おそくとも死の間際には「もっとより良く生きるチャンスはいくらでもあったのに、自分はそれを活かしてなかったんだ」と気づくだろう。

ここで、留意すべきは、この「後天的内部要因」については、人生への影響度が高いものと低いもの。人生への影響がすぐに現れるものと時間がかかるものがある。

よくあるフレームワークを使って、人生への影響が高く、時間がかかるものについては、先延ばししがちだから、意識して取り組むべきだ。とか言おうというわけではない。

もっとも効果の高い即効性のあること

私がおすすめしたいのは、1日と1週間のペースからのスタートでかまわないので、

「今、自分の人生はいい感じ?」と自問して、「いまいち」と思ったときに、「自分の時間の使い方をちょっと変える」という方法である。

無理なく変化を起こすには、歯磨きしながらスクワット。とか、家に帰り次第、スーツをハンガーにかける。とか、習慣に+アルファして新習慣を作る方法と、絶対にこれはやる!!ということを、1つ25分とか30分だけやる。という方法である。

先の例は、工夫していろいろと組み合わせてみて欲しい。但し、一気に5個とか10個とかルールを追加しても、守れないものであることに留意して欲しい。

また、新習慣を作るという意気込みが、3日坊主で終わりがちな原因は、急激な変化を自分に課してしまうことだ。1時間のまとまった時間を作るためには、1時間の無駄なことを排除する必要がある。つまり、24時間のうち、2時間の変化を自分に課すことになる。約8%の変化だ。たいしたこと無いように思うかもしれないが、毎日8%の利子が付き、複利で運用される投資商品があるならば、9日で倍になる。

そう考えると欲張りすぎだ。

おそらく、この4分の1が実現できる関の山だろう。15分だけの変化だ。

15分だけ早起きして、○○をする。

これが定着してきたら、もう15分だけ早起きして、30分○○する。

次45分、その次が1時間。

時間的に制約が多い受験生とかならば、そうは言っていられないが、まずは1時間から変えて行くしか無い。それ以上の変化は続かないという問題点があるので、試験直前の1ヶ月だけ今より3時間勉強時間を増やす!!といったことは可能である。

さて、たまたまこの記事をここまで読み進めてしまったあなた。

よりよい人生のために1日のうち15分だけ変えるとしたら、何をどう変えますか?