壁を乗り越えた先にすべき事
まだ未確定ではあるものの、元上司の支えもあり、最大の壁をなんとか乗り越えられそうだ。
その後についても、これまで仕掛けてきたいくつかの取組みが実を結び、ようやく雲の切れ間が見つけられた。
まだ、振り返るには早すぎるのかも知れないが、今回のトラブルから抜け出すために、それなりの時間を使い、様々な学びもあったので、それをまとめて起きたい。
壁を越えた先に、より良い未来を描くためにも。
1)悩んでも仕方ない。考えなければ。
トラブルに見舞われた当初、私は「どうしよう?」と悩んでばかりいた。この「どうしよう」も、書き留めたりはしていないので、ただ無駄に時間を過ごしていただけであった。つまり、ここで気がつけたのは、漫然と悩んでいるだけでは、事態は前に進まず、具体的に問題を特定し、解決方法を見いだすには、紙に落とす必要がある。ということだ。
頭では理解していたものの、実行が難しいものであった。実際に事態が改善に向かい始めたのは、悩むのを止め、今できることは何か?を紙に書き出して、考えてからだった。
2)ストックを意識する
自分の゛考え゛の履歴である、「考えを紙に落としたもの」もそうだが、お金と同様に時間も、いかにストックを増やすか?を意識しなければならない。
ここでいうストックは、蓄積するという意味だけではない。資産という意味合いである。
つまり、活用を前提とする。
例えば、経験を積み、暗黙知の状態での知を自らの中へ蓄積していく事だけではなく、活用するために「伝達可能な状態」に加工しなければ、ストックとはならないのである。
この経験を積む&伝達可能な状態にすることが、時間をストックにするということになる。
3)コラボレーションを産む
今回、自力だけでは事態を打開することは出来なかったし、出来ないんだということを思い知らされた。
これまで一生懸命生きてきた中で、図らずも培われてきた「信頼」こそが、事態打開の鍵となった。
逆説的に、「信頼関係」を築いていると思っていた相手との関係が、ただの「信用」でしかなかったケースもあった。
信頼と信用は、たった一文字しか変わらないが、大きな違いである。
信頼関係を築くというのは、なかなか困難だ。損得感情なく、一貫して相手に貢献する事でしか、築けないものである。
価値観の共有や、相互理解、承認、励まし、気配り、お金、時間。自分に出来ることを、無理なく続けるしかないのだ。
そのとき、具体的な成果はなくとも、信頼関係というつながりがあれば、お互いの持つストックをすりあわせることで、新たな気付きを得ることもできる。
そうやって生まれるコラボ作品が、唯一無二のものとして、未来を開いてくれるのだろう。
まとめ
シンプルに言えば、生きるすべての局面において、行動の「目的」を明確にし、行動しなければならない。ということになる。
大きな事はできていなくとも、漫然と生きているのでなければ、間違いなく成功へ向かうということだ。