カテゴリ「哲学」というものを作った

実は私の実家は神道カテゴリの信仰をしております。両親の影響もあり、私自身、スピリチュアルなものは、ある程度許容出来る派なのですが、逆説的に、「神様」を語りながらただただダラシナイ大人たちを間近で見て育ったので、宗教を持つ人達のご都合主義も、よく理解しています。

宗教とは、世の中の捉え方

私は、宗教とは、世の中の捉え方を定義したものだと思っています。世の中には、人智では説明の付かないような不条理が存在します。この不条理に説明を付け加えようと試みるのが宗教の役割ではないでしょうか？

信じるか信じないかは、あなた次第。

イスラム教徒で豚肉を食べないのには、そもそも何かしらの理由があったはずで、○○だから、豚肉は食べない。となっていたのが、○○だからの部分が無くなって、豚肉を食べないだけが伝えられて来ているのだと思います。

しかしながら、各宗派とも信仰する人が世界中に何千万人もいるということは、ある程度、世の中の不思議を説明できる教義を持っているのだと思いますので、否定をする気は全くありません。

恐ろしいのは、教義を利用する悪魔

ただ、誰がどう考えても、おかしなことがあります。それは、○○教徒が別の宗教を攻撃することです。

最近ではISによるテロがありますが、キリスト教でも、宗派の違いで殺し合いをしています。

○○教徒の奴らは悪魔の使いだから、殺すことが正しい！と、信じる人が大勢いるということですよね。

しかし、どう考えても、殺せと唱える奴が、最も悪に近いと思いませんか？

排除思想は、悲劇しか生まない

私は、何かから何かを排除する思想は、悲劇しか生まないと考えています。

嫌韓デモも、それに反対するデモも、どちらも危険思想だと思います。

嫌韓デモは、在日朝鮮人に特権を与えてる行政的措置や、マスコミの忖度があるから、行政やマスコミを変えるのではなく、特権を与えられている在日朝鮮人は、韓国に帰れ！と叫んでいますが、そもそもその指摘自体が事実なのかは、詳細までは検証されているのか？少なくとも、私が知らないので、検証結果は周知されていません。

カウンターデモをする側も、デモする人達を排除しようと反対のデモもされているのだと思いますが、同じことではないでしょうか？

多くの残念な人達

自問自答を冷静に行えば、人の意見は、ある事実を何かしらの基準を用いて、その良し悪しを判断し、そこに自分の意見を付加して発されます。

自分と意見が異なる場合は、事実としている事象が事実ではない場合、適用している基準に偏りがある場合のどちらかです。

例えば、従軍慰安婦問題については、日本側と韓国側で、「事実」認識が異なる事が原因でこじれているように思います。

自分の都合の良いように「事実」を作り出す悪魔

ここには、宗教の教義を利用して私腹を肥やす悪魔と同じ、自分の利益のために、嘘をつく人間が介在しているように思います。

庶民はいいように利用されるんですよね。

私は、宗教を否定しませんが、排他主義はいやです。