質問は重要
経理総務経営企画系で働いてるみなさん!
炎上してますかー!!
当社、目下炎上中です。
炎上すると、みんなどうしても目の前の火を消したくなっちゃって、右往左往しちゃいますね。
こんな時、質疑応答は重要です。
自分では手に負えなさそうな問題が見つかったら、誰かに質問すればいいんです。
「どうしましょう?」って聞くよりも、「誰に質問したら良いですか?」って聞きましょう。最悪、外部専門家に聞けばいいんです。
「なんとかしなきゃ!」ってあたふたしてる人がいたら、「どうしたいの?」って聞きましょう。どうしたいが無いときがあります。それじゃ”なんとか"は、いつまでたっても実現出来ません。
もし答えがかえって来ても、安心してはいけません。
「なぜ?」「どんな目的で?」と聞いてみて下さい。
手段と目的はしばしば混在します。
一から文書を作らずとも、注釈入れるだけですんでしまうケースもよくあります。
忙しいは、心を亡くすと書きますが、心とは、感情ではありません。心とは、想いですから、目的のことを指します。忙しいと、目的を見失うんです。
実現させたいゴール、取り組む範囲を決めて、タスクやイシューを洗い出したはずです。
次のステップは、やる/ふる/無視するの仕訳基準を決めることです。
そして、選択基準にそって、対応していきます。
これらが混同しはじめたら危険な兆候です。判断力が落ちているということなので、無駄な事をし始めてしまう可能性が高い。
誰かが質問してあげてください
食い扶持をつなぐ事と働く事の違い
人間は動物です。食べないと生きていけません。食べるために仕事をします。食い扶持をつなぎます。
働くについては、諸説あるみたいですが、僕は言葉遊びである、"傍を楽にする"説が好きです。
食い扶持をつなぎつつ、はたらく。
ストレスが、たまったら憂さ晴らし。
会社では、機能別に分業して、みなで食い扶持を稼ぎ、はたらく。
たまには同僚と憂さ晴らし。
しかし、今や様々なwebサービスを活用することで、全てを統合することが可能になってきています。
食い扶持を稼ぐことはあまり意識せずに、憂さ晴らししていることで、傍を楽しませてるって人いますね。
そうなると、考える順番が
自分はどんなことで憂さ晴らししてるか?つまり、何をするのが楽しいのか?やりたいのか?
それをどのように周りに伝えれば、喜んでくれるのか?楽しんでくれるのか?
それを食い扶持にするにはどうするのか?
もはや、食い扶持という表現では不適切なのかもしれませんね。
病んだ男
健康とは、肉体の健康ばかりではありません。精神的に病む。という事態も起こり得ます。
ある同僚が、今度転職する事になりました。正直、労働条件は悪化し、年収も大幅ダウンです。
それでも彼は、部長という肩書きと経営者の人的魅力で、転職を決めました。
私は、あー精神的に病んでいたのだなと思いました。
彼のおかれている立場は、非常に悲惨でした。メインバンクから落下傘で降ってきた実務が全くわからない担当役員と、実務が全くわからない部長の下で、3名の部下を指導しながら、上役がノールックで判子押しても問題ないようにダブルチェックを徹底し、これまで耐えに耐えて働いて来ました。
もう嫌になったのだそうです。
辛かったのだと思います。
しかしながら、この判断は病んでいたからこその判断だと思います。
なぜなら、
- 劣悪と自分が思う環境から脱出するのが目的である。
- 次の職場での職務内容や職責が今と変わらない
- 転職を機に、なにかはじめようと思っているが、それが何かはハッキリとしない。
私ならこうする
- 上司にノールックをさせないために、適度にミスを仕込む
- 他部門や他会社同職種の人間と問題解決のコミュニケーションや勉強会をする
- 何をやりたいか、なにをやりたくないか、言語化する
その理由
まず、今の状況は周囲の依存による業務負荷の偏重が、解決すべき課題だと想定します。
最悪の状況を脱出できれば、考える余裕が作れます。
考える前に脱出してしまうと、脱出経路も曖昧なので、新たな山賊に捕らわれてしまう可能性が残ります。
理想の状況を定義し、できれば、リカバリープランも持つべきです。
リカバリープランまで考えると、実は強制的に環境を変えなくとも、出来ることが有ることに気がつきます。
それで、自分の目的が達成出来るのであれば、わざわざ辞める必要はありません。
ただ、自分に求めるものを低く定義してしまうと、ホントにダメになってしまうので、プライベートや副業を本気でやるべきです。
依存はしてもされても、精神的なダメージを受けます。依存されそうになったら突き放し、自分が依存しそうになったら離れる。
自分は昨日の自分より成長できているか?やりたい方向にむかってるか?意志決定に○○さん次第では…とか考慮してないか?
誰かの助けがなければ、人は独りでは生きていけませんが、この人と一緒じゃないと生きていけないとか、俺がいないとこの部署はうまく行かないという状態は、健康的ではありません。
実際は、気付かないままに依存関係に突入するのがほとんどなので、難しいとは思いますが、アラームをならすポイントは決めておいた方が良いと思います。
設立した会社に捨てられ、私は”ミッション”を見出した
先日、友人にやられた事について記事を書きましたが、今日のタイトルの通りです。
登記上、まだ設立時代表者になっており、税務申告漏れとかあったら大変なのですが、今期決算をどうするのか?など、大切な事が全放置で、ただただ連絡手段を断たれている(会社メールからの排除)という悲惨な状況です。
Jobsもappleに1回やられてますので、それはそれとして頑張っていこうと思っております。
この状況下で、新たな呪文を覚えたよ。(byメレブ)という感じで、
なぜ、我々の会社が発展せず、3年目で崩壊してしまったのかについて、
振り返って考えてみました。
1.理念がなかった
我々は、自分たちのミッションについて、真剣に議論したことがありませんでした。
何故、事業を行うのか?誰にどんなサービスを提供したいのか?
この議論を全くすることなく、まずは収益を上げること。を目的にしていたために、
”食えればOK”という状況に陥ってしまいました。
2.儲けることを否定していた
当時、良くしていた話が、お金はツールでしかなく、興味はない。という話でした。
しかしながら、今振り返って思うのは、わざわざそういう話をすると言うことは、本当はお金にしか興味がなかったのだと思います。なぜならば、本当に興味が無いのであれば、そんな話はしませんよね。
例えば、スノーボードに全く興味がない人が、「スノーボードなんて、お金の無駄だよね。」という話を頻繁にするかというと、しないと思います。
本当はやりたいけど、時間がないとかお金がないとかいろいろな理由があって、
そこから無理矢理自分の視線をそむけたいとか、自分に言い聞かせたいからこそ、
そんな話をするのだと僕は思います。
であれば、儲けたい。儲けるにはどうすればよいのか?って考えたり、話したりするほうが、何倍も健全だと思うのです。
でも我々は、欲がない。欲が湧いてこないなどと、欲深い人間が自分の欲を現実化出来ていない事実から目をそむけるために、一生懸命そんな話ばかりしていました。
きっと当時の自分たちに、こんな話をして来る人がいたら、烈火のごとく怒ったか、あいつにはわからないんだねとうそぶいていたりしたと思います。図星なので。
3.他責・他責・他責
理念がなく、欲を満たせずうそぶいていた我々は、うまくいかないことをしばしば他人のせいにしていました。
例えば、アフェリエイターに支払う報酬が高すぎる!と思ったときは、こんな業界標準を作り上げた◯◯はクソだね。
とか、
理論通りには動いているのに、結果が出ないが、ロジックが正しいことは証明されているから問題ない。なんて、よくいっていました。
今思えば、全て他人のせいですね。お恥ずかしい。
では、今、私の理念は何なのだ?
過去の失敗を振り返ってみて、本心から何を実現したいと思っているのか?
自分自身と対話し、次の答えを見出すことが出来ました。
地球上から、病気と貧困と戦争を根絶したい。
→でかいなースケールが。でかすぎて、ぼんやりだなー
ということで、本当は、
一人でも多くの人が、健康で豊かで穏やかな生活を手に入れることに貢献したい
これが、私の理念です。でも、最大の欠陥がありまして、そもそも私自身が、そこそこ健康、豊かとは言えない、イライラすることがしばしばある。という状態なのです。
でも、現実を受け入れます。今は、健康で豊かで穏やかではありません。
そして、理想と現実のGAPが発生している原因は、私にあり、(100%ではないにしても、状況に応じて、行動を変える事はできます)健康で、豊かで、穏やかな生活を否定しません。
これからは、この理想に対してまっすぐに憧れを抱き、四苦八苦しながら、
いろいろなことを試して、理想への道筋を見出して行きたいと思います。
自分が何を実現したいと思っているのかについて、真剣に考えるきっかけをつくってくれた元仲間に感謝し、これから頑張って行きたいと思います。
つべこべ言わずに問題解決
気がつけば、育成中だった後輩が、上司である課長が回せなくて収集つかなくなったプロジェクトを担当して、再構築に成功しています。すごいな、おい。
現在、社長から、
- 子会社2社間のトラブル解決
- 役員戦略合宿のファシリテート
- 買収した子会社の内部管理体制改善
- 株主総会想定問答のブラッシュアップ
という、若干その場しのぎ感が多めな宿題がつまれております。
本当に取り組まなければならないのは、
- 企業理念の見直し
- ビジョン、コンセプトのデザイン
- アセスメント
- 全社戦略の立案
- 機能別戦略の決定
- 業務改革プランの策定
といった、基本的な事項なのですが、必要性を認識していただけないまま、放置状態に陥っていました。
しかし、そろそろ手を着けないとまずいので、勝手にやることにしました。
経営陣には、考えはない。をコンセプトに、課長クラス以下のメンバーでなんとかしようと思っています。
正直、成功しても昇進もなければ、昇給もない。むしろ目立って損をすることなのですが、必要ならばやるしかないです。
時間管理について
この頃、時間管理について、しっくりきているので、紹介させて頂きます。
朝一=考えたこと吐き出しタイム
まず、A4の紙を用意します。ここで、頭に浮かんだ事を、1テーマ1枚でドンドン書いていきます。箇条書きに毛が生えたような文章で書いていきますが、次のテーマに移ったあとでも、前のテーマについて考えが浮かんだら、その用紙に戻って書きつけていきます。
午前中一杯=マスタータスク処理
頭が空になったら、その日のマスト事項を一気に片付けます。時間がかかりそうな場合は、翌日にどこまでやるかを決めて、終わりとします。
ゴゴイチ=メール処理と情報収集
昼食後~13:30くらいまでの間に、メールを返します。そして、Feedlyで情報収集(ブックマーク)します。
15時まで=部下、後輩のための時間
打ち合わせ、質問対応などをします。特にスケジュールが入っていないときは、他フロア(開発、営業など)をブラブラします。
面白い話を聞けたらメモを取ります。
夕方=整理タイム
その日に集めた情報を整理しながら清書します。(読める程度に)
このとき、調べものをする場合があります。
頭の使い方を決めてしまいリズムを作ることで、個々の処理速度があがります。
結構体感できるくらい違いますので、試してみてはいかがでしょうかー
働き方改革の前にすべきこと
今日はひさびさの4時間残業で、少々グロッキーです。
多くの会社も同様だとは思いますが、当社もあらゆる事項が曖昧です。
海外子会社に支店を持たせましたが、権限の内容が決まってません。
本社からの指示は、いい感じにやってくれとのことなのですが、なかなかの適当対応にびっくりします。
本来決めなければならない事をどのように決めて行くかについて、本日は書いていきたいと思います。
1)何はともあれガバナンス
まずは、どのようにして、海外子会社の運営を進めるかを定義するために、どのようにガバナンスを構築するかを考えます。
これは難しいようで、実はそんなに難しくもありません。
会社法上の内部統制に沿って考えていけば、答えは定義できます。
すごーくざっくりといえば、
- 不正の起きない業務分掌をしている
- リスク管理(日常的モニタリング)が機能する
- どのようなものをどこに報告するかを明確にしていること
です。
業務分掌については、人員数によっては兼務が崩せないケースもありますが、そもそもの定義については、決めておく必要があります。
誰に何をどのように報告するかが明確なだけで、現地法人のオペレーションはかなりやりやすくなります。
ですので、まずは何よりガバナンスのスタイルを決めるところからスタートです。
2)リスク管理はどうなっているか?
リスク管理を機能させる大前提として、事業が定義されている必要があります。
なぜならば、リスクとは不確実性ですから、目的(または、目標)が曖昧だと、その事業そのものが不確実であり、出たとこ勝負。ということになってしまうからです。
ですが、実は、この事業の定義が曖昧なケースがほとんどです。その海外子会社にどんな役割を期待しているのか?定量的にどれくらいの売上を上げてほしいのか?事業体の規模は?
このような目的(または目標)が決まれば、次はその機能毎のリスクを洗い出します。
販売管理、購買管理、在庫管理、債権管理、資金管理、契約管理、予算、決算、税務、労務、人事、報告、投資、コンプライアンス、情報セキュリティー。このあたりです。
3)曖昧だと改革出来ない
とにかく目の前の課題をこなす。そういう時期もあるのはわかりますが、目標が曖昧なために業務をこなす状態だと、何も積み上がっていきません。
働き方改革が話題になっていますが、事業の定義が曖昧だと、何もすすみません。