設立した会社に捨てられ、私は”ミッション”を見出した
先日、友人にやられた事について記事を書きましたが、今日のタイトルの通りです。
登記上、まだ設立時代表者になっており、税務申告漏れとかあったら大変なのですが、今期決算をどうするのか?など、大切な事が全放置で、ただただ連絡手段を断たれている(会社メールからの排除)という悲惨な状況です。
Jobsもappleに1回やられてますので、それはそれとして頑張っていこうと思っております。
この状況下で、新たな呪文を覚えたよ。(byメレブ)という感じで、
なぜ、我々の会社が発展せず、3年目で崩壊してしまったのかについて、
振り返って考えてみました。
1.理念がなかった
我々は、自分たちのミッションについて、真剣に議論したことがありませんでした。
何故、事業を行うのか?誰にどんなサービスを提供したいのか?
この議論を全くすることなく、まずは収益を上げること。を目的にしていたために、
”食えればOK”という状況に陥ってしまいました。
2.儲けることを否定していた
当時、良くしていた話が、お金はツールでしかなく、興味はない。という話でした。
しかしながら、今振り返って思うのは、わざわざそういう話をすると言うことは、本当はお金にしか興味がなかったのだと思います。なぜならば、本当に興味が無いのであれば、そんな話はしませんよね。
例えば、スノーボードに全く興味がない人が、「スノーボードなんて、お金の無駄だよね。」という話を頻繁にするかというと、しないと思います。
本当はやりたいけど、時間がないとかお金がないとかいろいろな理由があって、
そこから無理矢理自分の視線をそむけたいとか、自分に言い聞かせたいからこそ、
そんな話をするのだと僕は思います。
であれば、儲けたい。儲けるにはどうすればよいのか?って考えたり、話したりするほうが、何倍も健全だと思うのです。
でも我々は、欲がない。欲が湧いてこないなどと、欲深い人間が自分の欲を現実化出来ていない事実から目をそむけるために、一生懸命そんな話ばかりしていました。
きっと当時の自分たちに、こんな話をして来る人がいたら、烈火のごとく怒ったか、あいつにはわからないんだねとうそぶいていたりしたと思います。図星なので。
3.他責・他責・他責
理念がなく、欲を満たせずうそぶいていた我々は、うまくいかないことをしばしば他人のせいにしていました。
例えば、アフェリエイターに支払う報酬が高すぎる!と思ったときは、こんな業界標準を作り上げた◯◯はクソだね。
とか、
理論通りには動いているのに、結果が出ないが、ロジックが正しいことは証明されているから問題ない。なんて、よくいっていました。
今思えば、全て他人のせいですね。お恥ずかしい。
では、今、私の理念は何なのだ?
過去の失敗を振り返ってみて、本心から何を実現したいと思っているのか?
自分自身と対話し、次の答えを見出すことが出来ました。
地球上から、病気と貧困と戦争を根絶したい。
→でかいなースケールが。でかすぎて、ぼんやりだなー
ということで、本当は、
一人でも多くの人が、健康で豊かで穏やかな生活を手に入れることに貢献したい
これが、私の理念です。でも、最大の欠陥がありまして、そもそも私自身が、そこそこ健康、豊かとは言えない、イライラすることがしばしばある。という状態なのです。
でも、現実を受け入れます。今は、健康で豊かで穏やかではありません。
そして、理想と現実のGAPが発生している原因は、私にあり、(100%ではないにしても、状況に応じて、行動を変える事はできます)健康で、豊かで、穏やかな生活を否定しません。
これからは、この理想に対してまっすぐに憧れを抱き、四苦八苦しながら、
いろいろなことを試して、理想への道筋を見出して行きたいと思います。
自分が何を実現したいと思っているのかについて、真剣に考えるきっかけをつくってくれた元仲間に感謝し、これから頑張って行きたいと思います。