事実と意見と空想と
ども。
思春期の娘の相談にのっていて、他の誰かにも伝えたいなーと思ったことをいくつか。
事の背景
娘からの相談は、
部活でも、クラスでも、生徒会でも明るく楽しい人物像を演じなければならないのが辛い。本当の自分って何なのか分からない。
という相談です。
むちゃくちゃ可愛くないですか?THE思春期!!って感じで。
ま、恐らくは、こういう系の悩みなんて、ふんふんそうなんだーそれはつらいねーとかって同調しつつ話を聞いてれば自ずと解決へ向かうのですが、とっとと整理したい人のために、書いていきたいと思います。
物事には事実と空想がある
私たちの身の回りに起きることは、大きく2つに分ける事が出来ます。
それは、事実と空想です。現時点という時間軸でいうと、事実は、変えようがなく、空想は自分自身の認識を変えることで変えることができます。
たとえば、気温。
現在、エアコンの温度が25度に設定されています。
これは事実。変えようがない。
暑いけど、女性が多い職場だから、このくらいの温度設定なんだろうな。
これは、空想。
だから、瞬間的に変えることが出来ます。
暑いけど、まだ朝だし。
これでも成立しますし、
そもそも、この設定温度を暑いと感じてる俺って、もしかしてデブ?
でも、成立します。
娘はどんな空想をしてるのか?
本当の自分が解らないって時は、人にどう見られるか?を意識し過ぎてて、無理をしてる状態ですね。
では、どうするか?
こういう時は、
人が自分をどう見ているかは、解らない(事実)
無理しないで過ごしたら、嫌われるのかも(空想)
自分は今の自分の在り方を居心地悪く感じてる(事実)
それは、嫌われるよりマシ(空想)
と、今考えてることを紙に書き出してみて、事実なのか空想なのかを整理します。
そして、空想部分を自分の都合の良いように書き換えて行くんです。
ただ、できれば、自分も周りも気持ちいいような空想にするのがベストです。
たとえば、
無理しないで過ごしたら、嫌われるかも
を、
どうせ他人の気持ちなんて、解らないんだから、゛楽しい゛が、合う人と過ごそう。そのために、自分が楽しい気分で過ごそう。
騒ぐ気分じゃないときは、読書でもしよう!
それは、嫌われるよりマシ
嫌われてるかも…とか心配する暇も無いくらいに、面白い事を探そう!
みたいに。
言うは易く、行うは難し
ま、こういうのは慣れが必要ですよね。直ぐに上手いことはいきません。
なので、練習が必要です。練習方法は簡単です。
日記をつける。です。
日記と言っても、ちゃんとしてなくてもOKです。思ったことをぶわーっと書いてみてください。
書き終わったら、事実にのみ、アンダーラインを引いて下さい。
そして、空想部分は、楽しい空想にしてみて下さい。
そのうち、しっくりくる空想が浮かんで来ますので、気に入ったらやってみて下さい。
ただし、全裸で出歩いたら楽しい!といったような空想は、全裸で出歩いたら法に触れて、最悪捕まる。という事実には負けますので辞めてくださいね。