Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

戦略的コミュニケーション② あたりをつける

昨日、子ども達と海水浴にいき、3人バラバラのタイミングで遊ぼーと誘われ、5時間泳ぎ続けたせいで、股関節が悲鳴を上げており、「体力より関節痛なのか!」と、「老い」の恐ろしさに震えが止まらない雑談課長です。

 

さて、前回は、戦略的コミュニケーションについて、「ちゃんと話を聞く」ということについて書きましたが、今回は、あたりをつけながら、コミュニケーションをとる。ということについて、書いていきたいと思います。

 

人の考え方に大きく影響を与えるもの

人の考え方は、大きく分類して、4つのパターンに分ける事が、できます。

縦軸には、革新的か、保守的か。横軸には、内向的か外交的か?です。

実は、これは、人の嗜好を表しています。

革新的ー保守的というのは、新しもの好きが、実績重視か?という違いです。

 

内向的、外交的というのは、何とかなくイメージ出来ると思います。

例えば問題に対する再発防止策を考えるような場合に、外交的な人は、「人」で解決しようとします。゛周りが声をかける゛とか、゛上司がチェックする゛とかですね。

内向的な人は、仕組みを作ろうとします。

゛注意を促す音声が流れるようにする゛とか、゛セルフチェックリストを運用する゛とかですね。

 

先ほどもうしあげた通り、これは嗜好に関することなので、革新的かつ外交的なひとは、HRテックとかが気になりますし、保守的かつ外交的なひとは、飲みにケーションが大好きです。

 

相手の嗜好に合わせた表現をする

以上から、相手の嗜好に合わせた表現をする事が重要となります。

これに、先日のVAKを組み合わせると、こうなります。

例えば、革新かつ内向かつVの人には、新しい仕組みの提案を絵で示すと、あなたの話の理解度が増します。

 

もし、真逆に近い保守かつ外交かつKの人(今のうちの社長です)に提案をするときには、他社事例をたくさん盛り込んだ提案を飲みにケーションで伝え、デモプレイして貰うとスムーズに進みます。

 

何でわかんないんだよ!

私も昔はそう思っていた時期が長いです。しかし、よくよく考えてみると、他人に考えを変えて動いて貰うというのは、並大抵ではありません。

そこに苦労してフラストレーションを溜めるくらいなら、伝え方のバリエーションを自分の中に持った方が懸命です。

 

私は内向革新的Vなので、最近は、外交革新Aの上司を間に挟む技を駆使しています。

 

一度みなさんも、身近な交渉相手を想定して、あたりをつけたコミュニケーションを試してみてください。