Focus notes

幸せに生きるためには、戦略的コミュニケーション技術が必要なのです。

戦略的コミュニケーション① 理解する

2日連続で早朝ジョギングを行ったため、スネの筋肉痛が尋常じゃなく、さらにももが全く上がらない雑談課長です。

 

さて、今日は戦略的コミュニケーションについて書いていきます。

 

人の話をちゃんと聞きなさい by おふくろ

まず、コミュニケーションの大前提ですが、人の話をちゃんと聞くことが必要です。

よく、おふくろにも、人の話をちゃんと聞けと言われたものです。

 

しかし!!

ここで質問です。

人の話をちゃんと聞くの、゛ちゃんと゛は、どういう状態のことを指すでしょうか?

 

○○ができていたら、ちゃんと話を聞いていると言える。

で、お答え下さい。

 

 

 

これ、意外と難しくないですか?

 

正解は、事実と意見を切り分けて聞いている。です。

人が話をするときには、必ず事実と意見が入っています。まれに、妄想と意見という場合もありますが、妄想の根拠を辿っていくと、必ず何かしらの事実に当たります。

 

話を聞きながらなので、厳密に判別するのは難しいかも知れませんが、その人が何を捉えて、どんな判断基準に基づいて、どんな意見を持ったのか?をキャッチする事が、ちゃんと話を聞いた。になります。

 

なれるまでは、メモ用紙の真ん中に縦線を引いて、右は事実で左は意見と、振り分けてみてもよいとおもいます。

 

では、これで戦略的コミュニケーションがとれるのか?というと、そんなことはありません(笑)

 

ここまででは、相手の話を理解するところまでしか到達していません。

 

戦略的にコミュニケーションをとるには、ここでさらに、

①相手の判断基準から、価値観を推測する
②相手の得意とする表現から、どんな表現が伝わりやすいか把握する

という2つの仮説を立てることが必要となります。

 

人は意見を形成するときに、必ず自分の持っている価値観にそって、快・不快を判断しています。

その人がどんな事に「不快」を感じているのか、それはどのような価値観から来ているのか?

仮説をたてることができれば、相手の価値観に合わせた発言をする事が出来ます。

 

例えば、最近頻繁に取り上げられる芸能人の不倫ニュースについて、「不倫なんてあり得ない!!」という価値観を持っている人に対して、「まあ、芸人ならしょうがないよね?」なんて言おうものなら、一発で「不快な人リスト」に登録されてしまいます。

 

次に立てる仮説は、NLPで言うところのVAKについてです。

 

マンガでやさしくわかるNLP

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VAKとは、それぞれ、視覚、聴覚、触覚のことで、人によって得意な感覚が違います。ということです。

 

視覚優位のひとには、映像が浮かぶような表現が伝わりやすいですし、聴覚は音、触覚は雰囲気や手触り感が伝わりやすいです。

 

このようにして、相手の話を聞きながら、事実、意見、価値観、得意な感覚を把握することができれば、スムーズに自分の意見を飲み込んでもらえる準備が、整います。

 

では、伝える為にはこれだけで十分でしょうか?

 

いえ。もう一つ、考えることができると良い事があります。

 

それは、また明日、書きたいとおもいます。

 

 

まんがで身につく 孫子の兵法 (Business ComicSeries)

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 漫画いいですよね。

すっと入ってきます。

興味もてたら、原書に当たればいいですもんね。