自己との対話が大切な訳
人間の直感はその人の過去の経験から導き出される解だ。
と、考えれば、直感の正答率は、かなり高いと思える。
しかしながら、映画、漫画、ドラマなどでの記憶などが混ざっているため、正答率が下がってしまう。
さらに、親の教えや、諺なんかについては、なんかいい感じのキレイゴトが混ざってるから厄介だ。
親の言うことを良く聞いて、真面目に生きてきた人ほど、騙されたり、良いように使われたりするのは、これが原因。
では、どうすれば本能としての直感力を磨き、生きやすいように生きていけるのだろうか。
それは、自己との対話である。
A案とB案を必ず浮かべ、選択する理由を明確にするのだ。
その理由が、常識的に考えたら…とか、マナーとして…とか、嫌われたくないし…とかだったら、それを理由に決断をしてはならない。
一時的にはこうだが、長期的にはこうなる。
モデルとダイナミズムを総合的に判断し、決断力すべきである。
実際に、私が成功したと感じている決断は、いつも、モデルとダイナミズムをイメージした決断をしたときだった。
一時的に嫌われようとも、成功していれば人は寄ってくる。その中で誰を信頼するかは、ダイナミズムを考えなければ判断できない。